創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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犬の躾け スティッチ
イギリス人は犬を躾けることが上手である。これに比べると日本人の犬は、こちらが恥ずかしくなるほどめちゃめちゃである。このようなはっきりした違いは一体何が原因なのだろうか。私の考えでは人間と動物のお互いの位置づけが、イギリス人と日本人ではまったく異なることから出発していると思う。人間本位、人間中心の家畜の始末法とは違い、ここでは日本人の動物処理法の方が勝ったのである。少なくとも、犬の幸福を考えればである。
私が学校へ登校している時、散歩中の犬が飼い主といっしょに歩いていた。私が、大きい犬だなと思いながら歩いていると、私に、「バウバウッ。」と大きい犬がほえてきた。何もしてないのになぜほえてきたのか不思議に思っていると、飼い主が大きい犬にしかりながら、「ごめんね。」と私にあやまってくれた。そしてドキドキしながら、歩いていった。もう犬のほえる声は聞こえなくなったと思ったら、「バウバウッ。」とまたほえる声が聞こえた。後ろをふり返ると、二ひきの犬が、「バウバウッ、ワンワンッ。」とまたほえていた。飼い主は困った顔をしていた。何分かしたら、やっと犬のほえる声は聞こえなくなった。私がほえられた時、まるで先生にしかられたようだった。
ほかには、散歩しているはずの犬が飼い主にだっこされている所を見たことがある。私が学校へ登校している時、女の人が、犬をだっこしていた。その犬は小さくて、かわいくて、すごく軽そうだった。私はその時、なんで散歩している犬をだっこしているのかとびっくりした。もしかしたら犬にほえられないように、だっこしているのかな。それとも散歩ではないのかな。
私はこの長文を読んで、イギリス人の犬の方が躾けがよいが、日本人の犬の中でも、盲導犬など、人間の役に立つ犬がいることが分かった。犬の躾けはむずかしいな。
講評 inoko
スティッチさん、こんにちは。次回から新しい課題フォルダです。
10月3日は、ほかの先生からのお電話です。申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
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