創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
一歩譲って なまず大使
私は二十年ほど前から、人間は自らを飼育し、家畜化、自己家畜化していると述べ続けている。人間は自らを自らで飼育し、順化している。自己飼育、自己馴化である。飼育とは、食物を配給され、さらに生活空間や場も与えられるといってよい。現在多くの人々は、若い人々や子供を見ていて、なにか大きな変化が人間の精神や行動に現れていると、漠然と感じているだろう。自己家畜化していくのは大切だ。(要約)(構成図)
第一の理由に、規則正しい生活ができるからだ。自己家畜化することで、起きる時間を決めたり、食事の時間、仕事の時間、寝る時間を決めることができる。そして、効率良く生きることができる。私も、そういう経験はある。夏休みの宿題を終わらせるとき、毎朝ある時間になってから必ずやる。私は、この方法で宿題をやったらすぐに宿題が終わって、自分がしたいことや部活動なども安心して行けた。自己家畜化することで、規則正しい生活ができそして、うれしいことが待っている。最初からうれしいことばかりでは、後から大変なことが押し迫ってくる。人生には楽があれば苦もある。楽ばかりしてれば苦が押し迫ってくる。苦をしていてもそのうちに必ずいいことがある。それが、人生というものだ。自己家畜化というのは、苦だけとその分、普段幸せなのではないか。(理由)
第二の理由に、社会のルールがめちゃくちゃになってしまうからだ。例えば、農場で乱暴な豚を一気に逃がしたら大騒ぎになる。それと同じで、いろんな人が自分ばかり優先する。僕は、テレビで交通マナーの悪い国を見たことがある。車が5列ぐらい並んでいて、渋滞のレベルではない混み具合だった。人間は協力すべきものだ。自分のことばかり主張したら、協力などはできない。協力するには、自分を抑えなければいけない。これはものすごく大切だ。どんな友達との会話でも、必ず一歩抑えなければ会話は成り立たない。(理由)
確かに、人間は自由がとても大切だ。しかし、「本当の自由を得るために、困難をのりこえる」と私は思う。だから、私は自己家畜化は大切だと思う。(是非の主題)(名言)
講評 kaki
10月から新しい課題フォルダです。引き続きがんばりましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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