創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   衰弱したアンデンティティ   ひよこ

 じぶんの同一性を確保しようとするなら、ネガティブにじぶんを規定するしかない。しかし他者を排除することによってではなく、他者との交錯、他者とのただなかで、そのつどじぶんをかたどっていくやりかたにいやがおうでも引きこまれる。要するにじぶんの存在が他者にとってわずかでも意味があること、そのことを感じられるかぎり、ひとはじぶんを見失わないでいられる。このことは自他の相互的な関係だけでなく、一見一方通行的な関係についてもいえる。私は否定的な形でアンデンティテ
ィを見つけるより長所で見つけた方がよいと思う。                その理由の一つは長所で確立すると自信がついてくるからだ。他人にほめられたり,認められたりすると、つぎからのじしんになろ。私は五年生の三学期、最後のピアノ発表会で祖母が観に来てくれた。私は最後だから今まで以上に悔いの残らないようにという思いが強く緊張していた。そのとき、母も私も同じ教室で習っていたので,ピアノの先生が「菜々ちゃんはせっかくセンスを持っていたのにやめてしまうのは残念ね。」と言っていたことを母から聞いたのを思い出した。その言葉が私をとても力強くして緊張がほぐれて自信が持てるようになった。             第二の理由は、長所で確立することで、他人と健全な比較がだきるからだ。他人と比較すると,その分目標が出来る。定期テストの結果で、自分が学年で何位かがわかった時,とても悔しかった。だから次は,十位以内に入るという目標を決めた。長所で見つけると他人と比較でき目標が明確になり成長できる。           確かに、否定的な見方の方が救われることもあり、自分でも多くのことがわかるかもしれない。しかし「短所をなくすいちばんよい方法は,今ある長所をのばすことである。」とい名言があるように、自分を否定的に見るよりも、長所でアンダンティティを確立する方が、自信もつき前向きに成長できると思う。

   講評   koni


 読解問題も頑張りましたね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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