創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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自分らしさ 本因坊
自己アイデンティティの不足、これが、現代の社会に大きな悪影響を与えている。こんなことがあってよいのだろうか。いや、よいはずがない。他人は他人、自分は自分と自分というものをしっかりと持てる人が少ない。必ず、他人を意識してしまい、自分というものを確実に持てない。しかし、どうしてもそれを掴み取ろうとし、他人を批判することで自分自身を他人とは違うと思う。他人を嫌だと思うのである。しかし、それではよくない。駄目である。「自分らしさ」をもたねばならぬ。では、何故持たなければならないか。
第一の理由は、自分のペースを掴めるからだ。いつも他人の言うことに付き合っていていてはよくない。自分のやりたいことができない。自分らしさを持たねば、誰もその人を慕わないし、相手にもしない。そんなことになっては困る。また、自分のペースを持たねば、人生のよい所、自分のよい所を見つけられない。
もう一つの理由は、自分を尊重、また、同時に相手も尊重出来るようになるからだ。そうすれば、共に高めあえる。皆が高まれば、場の雰囲気もよくなる。
確かに、相手の言うことも聞かねばこの世の中を生きられない。それでも、自分らしさを失ってはならない。自分らしさを持つ、それが大切だ。このことを忘れないようにしなければならないと思う。
講評 nane
時間のないときは、このように四段落の骨子だけになってもいい。
しかし、もう少し早めに始めよう(笑)。
今日は急いで書いたので、説明と意見が中心になってしまったけど、清書のときなどに具体的実例を入れていくといいよ。
実例は、自分の体験以外に、今読んでいる本などから見つけてもいい。これから、学年が上がるほど、そういう知識実例の方が書きやすくなってくる。
付箋読書で毎週1冊以上の読書をがんばろう。
名言の引用は、しばらくは、名言集を全部読んで見つけていくといい。慣れてきたら、自作名言の方がいい表現になると思うけど。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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