創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
ぼくの名前を呼んでいる きふう
「リーン、リーン。」
ぼくの名前を誰かが呼んでいます。
ぼくが一番好きな秋の虫は、すず虫です。すず虫のリーンリーンというきれいな音色とぼくの名前と鳴き方が同じなので好きということもあります。
前、おばあちゃんの家に行くとすず虫がつかまえてありました。そのすず虫は、きゅうりとナスを食べていました。その事から、つかまえられなかった他のすず虫は、何を食べているんだろうと思いました。『あきのむし』という本で調べると、すず虫は木の根元にいて、草と木の皮をかじっていると分かりました。かってもらっているすず虫は、他にも、かつおぶし、かぼちゃなどを食べるそうです。まるで、草の人間だな、と思いました。
すず虫は、どうやって鳴いているのかな、と思い、さらに本で調べると、やすりという場所と羽をこすり合わせて鳴いていると分かりました。ぼくの手と手をこすり合わせると、シュワシュワとしか鳴りません。なのに、すず虫はリーンリーンと鳴るなんてすごく不思議だなと思いました。ぼくは学校で
「リーン、リーン。」
と呼ばれます。みんなが、
「リーン。」
と言うと、教室が秋の夜のようににぎやかになります。
ぼくはリンという名前をつけられました。生まれたときは冬だけど秋に生まれてほしかった、という気持ちでリンとつけられたのかなと思いました。
講評 ouma
読解問題と清書、よくがんばりました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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