国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   バトンはみんなのあせだ!!   ジュヌビエーブ

 「がんばれー!」
私は今、運動会の練習をしている。五番のゼッケンをつけ応えんしている。四番の人がスタートラインについた。見ているだけで心ぞうがドキドキしている。四番の人が速かったので私の前で二位になれた。バトンが私の手にまわってきた。最初は二位だったのが、一位の人と差はあまりなかったので、ぬかそう、がんばろうと足を速く動かしたらぬかせた。
 一位の人を追いこした時、じゃまでじゃまでしようがなかった。私がぬかそうとすると、ぬかれまいとコースを移動するからだ。私の前のコースを走ったり私がいるコースに来たり。私のいるコースには来てはいけないのに。
「ねえ、ちょっとコースかえないでよ!私が走りにくくなるでしょ!」と注意すると
「......」
なんと無言。私もあんなことを言ったのだが勝ちたいのでコースを思い切り変えて走った。そして思い出した。かわいそうに、追いこされた人は気づかなかったみたいだ。その時、私はみんなからまるで本当の応えんだんのような応えんを受けながら一位を守り切っていた。やったあ、このままだったら一位のまま六番にバトンをわたせる!チームのみんなもよろこんでくれる。がんばらなきゃ。と思った。
 私のお母さんが一位になったことは、計算の早かったことだった。クラスで一番早かったことを先生にほめられたのを覚えているそうだ。そのころはお母さんはそろばんをやっていたから早かったらしい。
 このバトンリレーで私は大切なことがわかった。私がバトンをもらうときバトンはみんなのあせなんだ、と。

   講評   tama

 5年生らしく、しっかりとした考えが書けるようになりました。この調子でがんばりましょう。

                  

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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