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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   疑問   ミスターカービィ

子供の世界は「ふしぎ」に満ちている。小さい子供は「なぜ」を連発して、大人にしかられたりする。短い言語でも、それは人間の体験した「ふしぎ」、「おどろき」などを心に収めるために用いられたであろう。疑問とは、そのときの人々の「世界」とのかかわりを示すものとして、最も適当な物語を見出したと言うことができる。
 人は生きている限り疑問を多々抱く。疑問は科学ともに進歩し、科学ともに進化していく。どちらかが進歩すれば、それと共に一方の力は進化していく。そうやって、両者は進化し続けているのである。(ある意味で共生)ぼくは、疑問を持つことは大切だと思う。その理由は、二つある。
 まず一つ目の理由は、疑問を持たないと進歩しないからである。折井英二さん作の「疑問は科学を進歩させる」という本の中にこういう言葉がある。「この世に、複雑で、おくゆきの知れない自然や社会のすべてを知り尽くした人などいるはずなどないから、もし疑問を持たない人がいたとしたら、その人は進歩することを捨ててしまった人である。」この文章に書いてある通り、この世のすべてを知り尽くした物などいるはずがない。つまり、疑問を持たない人は進歩を停止させている状態である。すぐに考えられる例としてこんな物がある。例えば、一週間後にテストを控えた恥ずかしがりやの少年がいるとする。勉強をしている途中、どうやっても解けない難問に遭遇した。彼は恥ずかしがりやで、先生にもなかなか聞けない。そして、そのまま時が流れてテストが始まってしまう。そして、運の悪いことにそのテストにその問題が出て赤点に‥。という結果になることもある。この時、もし先生に質問していたならばどうだろう。予想以上の高得点を出せていたはずである。このように勉強面での成長などがあげられる。
 第2の理由は、不安を消すためである。これも勉強面についてあげられる。これは僕にもあった話である。ぼくは、中間考査の前日、テスト勉強でノートをまとめていた。しかし、始めて30分頃たったとき面倒なことが起こった。自分のノートの字がちゃんと読めないページがあったのである。ぼくは、その疑問を解決するために友達に聞いた。そして、見事解決したのである。
 
 

   講評   ita

 こんにちは、カービィー君。「疑問を持たなければ進歩がない」という意見をうまく展開させています。引用文も簡潔に書かれていていいですね。意見の裏付けになっています。
 カービィー君は「疑問」と「科学」は共生の関係にあるとみたてたのですね。筆者は「全ての疑問に解決できる科学は無い」と言っているのとは少し違っていて、面白い意見だと思います。是非の主題と理由は明確にできているので内容としては完璧だと思います。
 残念なことに【第四段落】が忘れられいるようです。「反対意見への理解」「名言の引用」「是非の主題」を書くようにしてください。
(例)たしかにすべての疑問を解決する科学的根拠は存在しない。けれど〜
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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