低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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大変な父さん 星のカービィ
「プルルルル、プルルルル。」
お父さんは、今日も、けいたい電話の音で起こされ、会社へ出勤しました。お父さんはJRで働いています。事故があると、呼び出されたのです。
お父さんは、東京にいた時は、営ぎょう部だったけど、盛岡の会社に来たら、そうむ部にうつりました。ぼくじゃあ、説明が、とてもむずかしいので、お母さんに聞くと、
「まず、スムーズに電車が走るように、会社のしくみをととのえる。次に、いろいろな会ぎをして、きまりを作る仕事をするの。だから大変らしいわよ。」
と教えてくれました。JRは大変らしいじぇい!(J)
そのあと、 何で事故が起こると会社にいくのか、お父さんに聞いてみたら、
「事故が起こると、電車が止まるね。そしたら、身動きがとれなくなるの、だから、困っているお客さまに、これからどうなるか、という情報をながす、たとえば、いつ電車が動くかという情報だよ。次に、かわりのバスを走らせたり、列車ホテルの手配をする。こういうことまでできるように、みんなでそうだんして決めるために、会社に夜中でも行くんだよ。」
とおしえてくれました。ぼくは、
「へぇ〜。夜中でも行くのはそういうわけか〜。」
と、ぼくは言いました。(聞いた話)
ぼくは、父さんみたいな人になりたい、と思っています。朝起きて、お父さんのいないふとんをぼくはじっとみつめていました。(心の中で思ったこと)(動作情景の結び)
講評 mae
この前、東京にも台風が来ました。そう、ちょうど、星のカービィくんとお電話した次の日でした。電車のダイヤもおおきくみだれましたが、そんなときにきっと星のカービィくんのお父さんは大かつやくするのでしょうね! 電車は時間に遅れず走ってあたりまえという感覚がありますが、これは星のカービィくんのお父さんを始め、いろいろな人の努力で成り立っていることなのだなあとあらためて感じました。星のカービィくんのお父さん、かっこいいですね!
■題材(前の話・聞いた話) 事故が起こると夜中でも会社に駆けつけなければならない理由、よくインタビューできましたね。
■構成(動作・情景の結び) すっごく上手! 書き出しの呼び出された様子ともうまく合っていて、いい終わり方になりました! よく頑張りましたね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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