国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   肌で季節を感じる   さくら

「うわぁ桜吹雪だ!あっちもこっちもすごい」
私たちの家族は今年の春近くの公園にお花見に行った。いつになっても桜をみるのはとても楽しく心が落ち着くような気持ちの良い気分になれる。私は春が大好きだ。お花見は春に欠かせない「行事」の一つで春といえばさくら、さくらといえばお花見というように春の定番にもなっている。私はこのように日本のように季節がある、季節感のある生き方をしたい。(生き方の主題)
 そのための第一の方法として季節の変化を楽しむ気持ちをもつことだ。年中家にいて外から持ってきた桜をみて楽しむことも出来る。しかしそれでは季節の移り変わりを肌で感じることは出来ないと思う。自然は四季折々の顔を私たちに見せてくれる。その表情を見に行くのは家にいては感じることは出来ない特別なことであると思う。私の小学校の近くはいつも自然であふれている。春になる桜が満開になり
「舞っている桜の花びらを取ろう!」
といって駆け回ったり、落ちているまだ新しいツツジの花を持って帰ったりした。また秋になると黄色い銀杏の葉っぱの絨毯が地面に敷かれ私は
「銀杏の雨だー」
といって友達同士葉っぱをかけあった。こうやって私は自然とふれあい四季の変化を感じることが出来、とても楽しい体験をすることが出来た。だからやはり季節ごとの変化を楽しむ気持ちをもつことは大切であると思う。(第一の方法)
 第二の方法として学校や社会でもっと季節ごとの行事を大切にしていくということだ。私は四年生の頃、クラスの皆で
「ハロウィンパーティー」
を企画して行ったことがある。小学校では十月に行事がなく
「何もないとつまらない」
という無邪気な発想から
「季節が秋だからハロウィンはどうか」
となり、皆で仮装服を持ってパーティーをしようということになった。当日にはお菓子を作るのが上手な友達がさまざまなお菓子を作ってもってきてくれウォークラリーをしたり楽しい一日を過ごすことができた。ハロウィンは日本の行事ではないけれども世界的な「十月の行事」として楽しむことができた。やはりこのようにして季節の感じられるような行事などを行っていくことは大切だと思う。(第二の方法)
 確かに科学の発達で人間の暮らしは良くなったが
「人が旅行するのは到着するためではなく旅行するためである」
と言う名言があるように、私はもっと季節感を味わえるような生き方をしていきたい。(名言の引用・総合化の主題)

   講評   sarada

 【生き方の主題】をつかみ、構成もしっかりとして自分の意見を書いていきました。

 【書き出し】がとても良いね! おだやかな春の日が目の前にうかんできます。

 方法の後、自分の【体験実例】をくわしく書いています。自分の感想もたくさん入れながら、【方法】を紹介しました。せっかく日本にはすばらしい季節があるのだから、季節ごとに楽しんで生きていきたいね。

 【名言】を使い、自分の生き方をしっかりと示しました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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