国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   あまくない、にがくない、マテバシィ   さやか

「しゅんちゃん、さぁたん。いっしょにドングリひろいに行く。」
六年生の友だち、ゆっぴーがさそいに来た。わたしは学校では岩ちゃんとよばれているが、なぜかゆっぴーだけにさぁたんとよばれている。そうよばれると、何だかてれくさい。
 十月八日に多ま川台公園でドングリひろいをした。その日の午前中台風がきて風が強かったので、ドングリがいっぱい落ちていると思ってドングリひろいに行った。多ま川台公園に行ったら、まるで自分がまいたようにドングリがいっぱい落ちていた。多ま川台公園でひろったドングリは工作に使う予定だ。横にしげみが生えているせまい道ろに行って、食べられるどんぐり、マテバシィをひろった。ゆっぴーが家からかい中電とうをもってきてくれた。わたしはあまりひろっていなかったので、ゆっぴーが、かい中電とうをてらして、
「ここにあるよ。」
と教えてくれた。
 家に帰って、さっそくお母さんがマテバシィをフライパンでいってくれた。どんぐりを食べるのは二回目だ。前回は食べられないドングリをひろったので、とてもにがかった。今回は食べられるドングリだとゆっぴーに教えてもらった。「どんな味かな。にがくないかな。楽しみだな。」という気持ちでいっぱいになった。食べるとコリッという音がした。味は、あまくない、にがくない、ふつうの味だった。
 多ま川台公園でひろったドングリはクヌギという名前だ。ゆっぴーのお母さんがクヌギで作ったトトロをくれたので、わたしはヒヨコを作りたいと思っている。クヌギのぼうしの部分がひよこのすにちょうどいいと思うからだ。ほかにもいろいろと作れそうだ。
 次はシイやスタジイを食べてみたい。そして今回よりもたくさんひろいたい。今回のドングリひろいはゆっぴー、ゆっぴーのおかあさん、お兄ちゃん、お母さんといっしょに行ったので、とても楽しかった。

   講評   onopi

ドングリは秋のきたことを教えてくれますね。ドングリ拾いを楽しんだことがよくわかる作文です。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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