国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   校庭のジェットコースター   ききほ

 「じゃ、こわいやつね。大学生コースの。」
 「はーい。こわいけどいいの?」
 結ちゃんとわたしがブランコの二人乗りをする時の会話は、こんな感じです。これは昼休みに遊んだときのことです。
 結ちゃんは立って、わたしはすわりました。ブランコの二人乗りが始まります。大学生コースは、大学生なみのこわいレベルの二人乗りという意味で、ブランコが大きくゆれたりします。
「始めるよ。」
結ちゃんがこぎだしました。ブランコが高くなっていきます。
「フライパンがえし、行きまーす。気をつけてね。」
結ちゃんの言葉でわたしはビクッとしました。フライパンがえしは、ブランコが後ろ(座っている人からみて後ろ)に引っ込んだ時、立っている人が前にぶらんこを引っぱります。そのひょうしにブランコがガクンとゆれるものです。結ちゃんのフライパンがえしは、高い所からドスン!と落とされたような感じになるので最高にこわいです。ドスン!
 「わぁあははは、あーこわい。もっとやって。」
とわたしがたのんだら、大ゆれが始まりました。左右、ななめにブランコがゆれます。サーフィンみたいです。おなかの下がむずむずしたなーと思ったら、ブランコがとなりのブランコにぶつかりそうになってしまいました。こわくて、でもおもしろいので、顔はゆがみっぱなしです。別のブランコの子に、文句を言われてしまいました。でも、おもしろいんだもんと思いながら遊んでいると、チャイムがなりました。校庭の、ブランコジェットコースターもおしまいになり、私は満足でした。
 同じようなドキドキのぼうけんは、三年生のときのリコーダーのテストでもありました。
心ぞうがドックンとなっていました。
 ぶらんこは、おもしろこわい遊具です。

   講評   sinoti

 インフルエンザの具合はどうですか?とうとうやられちゃいましたねぇ。清書を送ってくれたということは、もう良くなったのかな。どうぞお大事にしてくださいね。 今週の「校庭のジェットコースター」は、前回より文章が整理されていて流れがスムーズになりましたね。フライパンがえしの説明や描写も、とてもわかりやすく、迫力があります。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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