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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   どきん!   肉まん

「わっ!!びっくりしたー。」
 この前、体育のじゅぎょうがありました。その体育のじゅぎょうが終わったので、かけだしました。どうしてかというと、一番早く教室にもどって休けいしたかったからです。
 ぼくは階だんを一だんとばしですすんでいきます。ようやく教室があるろう下につきました。
「ふぅー。やっとこのろう下まできた。でも教室まではまだまだだなぁ。」
ぼくがそうつぶやいた時うしろに気配をかんじました。(やばい。いそがなければ。先をこされてしまうー。)そう思って走り出しました。バタバタとうわばきが音をたてています。先生に
「ろう下を走るなー。」
と注意されないかしんぱいでした。
やっと教室の前まできました。教室に入ろうとしたその時、
「わっ!!」
と友だちがさけんできました。ぼくはまるでボリュームを最大にしたラジオのスイッチをいきなりいれたようなすごい音を聞いたので、こしをぬかしてその場に立ちすくんでしまいました。
「だいじょうぶ?ちょっとやりすぎちゃったかな。」
と友だちが言いました。
「いやぁびっくりした。まさかきみが一番目だとは思わなかった。」
と二人で笑っていました。
 次の日の朝、ぼくはクラスの中で一番目に教室にきました。昨日ぼくをおどろかせた友だちは、いつも二、三番目にくるのでぼくは待ちぶせして昨日のしかえしをしてやろうと思いました。しかしまちぶせとはかなりたいくつなものです。いつくるかわからないし、同じいちでずっと音を立てずにいなければならないのです。待ちくたびれて動こうとしたちょうどその時、足音がバタバタと聞こえてきました。
「ガラガラ」
と教室のドアがあきました。
「わっ!!」
とさけんだものの、友だちはぎゃくのドアから入ってきました。
せっかく「首を長くして」待っていたのにおどろかすことができなくてとても残念だと思いました。しかしそのあと友だちが
「けっこうやるね〜。」
と言ったのでとてもうれしかったです。
 ぼくは友だちをびっくりさせるのはおたがいにせい心的にダメージがあると思いました。
 こしをぬかした時、ぼくは友だちを見つめつづけていました。

   講評   tama

 今月も、楽しい作文ばかりでした。新しい項目も、しっかりとできていますね。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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