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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   何百年も前の水   Qちゃん

 みなさんは江戸時代の大名が、「加賀百万石の大名」とか、「尾張六十万石の大名」といったよびかたで、よばれているのをきいたことがあるでしょう。石高はその国のゆたかさ、大きさをあらわしたいいかたです。ちなみに一石とは約百八十リットルを意味します。それは一人が一年間に食べる、お米の量にあたります。ふった雨が森林や水田の土にしみこみ、ゆっくりゆっくり地下を移動し、何年も何十年も、ときには何百年もかけて、やがて地表にわき出てきます。
 私がこの話を読んで一番感心したことは、昔、お米がお金より高価だったこと、百八十リットルが一石だったこと、それに、一人が一年間にお米を百八十リットルも食べることです。
私は家でプリントを使って勉強しています。一枚一ポイントというふうにきまっています。一ポイントは一石が百八十リットルと同じようにおこづかい一円となっています。毎日、大体十二枚ぐらいプリントをやっています。ポイントがたまったらいろいろ絵が描いてある紙に一本線を引いて印しをつけます。国語、算数、理科、社会、英語の五科目をやっています.ポイントがたまるのでうれしいです。朝の勉強は七時半から八時まで、夜の勉強は五時からです。
 うちの家族は前は秋田に住んでいたので、パパの前の会社のますむらさんという人から先週、お米が送られてきました。お米のほかにも、ジャガイモ、サトイモ、みず菜、ブロッコリー、大根のとても大きいのが送られてきました。お米はもちろんアキタコマチです。私は秋田で生まれました。ママが
「秋田で生まれた人は美人なんだよ。秋田は水がおいしいから。」
と教えてくれました。そしたら東京生まれのお姉ちゃんが
「秋田で育っていないからだめだよ。」
と言い返していました。
 何百年も前の水を含んだお米を食べていたんだなと今頃思いました。昔はお米がお金の代わりに使われているのにとてもびっくりしました。

   講評   tama

 お母さんとお姉さんの会話が入り、さらに楽しい作品になりました。
 きれいな水は、おいしいお米も美人も作ってくれるのですね。


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