創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   どきどき運動会   ビクトリア

 「ああ、もうすぐで高学年リレーか。きんちょうしてきた。」
「うちは、足がガクガクしてきた。きんちょうしすぎかな。」
 わたしたちがこれから、高学年リレーをする時の様子です。リレー選手のみんなは、くっしん運動をしたり、手首、足首を回したりしていました。十月四日に運動会があり、プログラム二十二番に高学年リレーがありました。入場して、第1走者以外のリレー選手が座りました。第1走者が位置について、鉄砲が、パンッ!となった時、白、青、赤、黄色のゼッケンをつけた第1走者がいっせいに走り出しました。わたしは白組で、白と青のうちの白でした。順位は白、赤、黄、青です。わたしは、第3走者なので、次の次でした。待っている間に、くつひもは、ちゃんと結ばれているか、本当にくつが脱げないかと、いろいろ心配になってきました。心配しているうちに、わたしが走る順番が来てしまいました。心ぞうの音がはやくなってきました。早く走らなきゃ、と頭の中で何度も言いました。先生が、
「次、第3走者!」
とさけび、わたしは手をのばして、できるだけ早くバトンを受け取って走り出しました。1位をキープしてバトンをわたすことができました。結果は白が1位、青が逆転して2位、赤が3位、黄色が4位でした。白と青が1,2位をとれたのでよかったです。
 あと、もうひとつドキドキしたことがありました。それは3,4年生合同の荒馬というおどりをおどった時のことです。ステップがむずかしいし、とんでばっかりなのでと中でつかれてしまわないかと思ってしまいます。あと、4年生が3年生より、大きな声を出さないといけないので、2倍きんちょうしました。たいこの音がなった時、始まった!と頭の中でさけびました。入場する時からえんぎなので、位置をまちがわないようにしないといけません。位置は間違いませんでしたが、問題はおどりです。ちょうど、終わるところでの移動の時、すべってしまいました。転ぶよりましだったので、いいかなと思いました。えんぎが終わって退場門にいた友達が、
「よかったね。大成功だよ!」と喜んでいました。わたしもうれしくてホッとしました。
 わたしはどきどきするから、楽しいかなと考えます。リレーも、荒馬もうまくいったのはドキドキのおかげかなと思います。ドキドキすることはあまりないからいやなのではなく、ワクワクすると思います。しょっちゅう、ドキドキするのはちょっといやかもしれないですが、たまに緊張したあとは開放された感じで、こういうのが以外と好きなのです。どきどきしながらがんばると、達成感が味わえていい気持ちです。
 わたしたちは、みんなの拍手に包まれながら、笑顔で退場門を走り抜けていきました。

   講評   onopi

 動作・情景の結びができましたね。よくできています。頑張りました。
 

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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