低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2259 今日1700 合計6572
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   ぼくの大切なもの   サッカー少年

「これは、ぼくや、お母さんが捨てられない思い出がたくさんある古いものだ」<書き出しの工夫>
まずは、ぼくのを紹介して、その後に、お母さんのを紹介しようと思う。
ぼくの昔から使っているものは、ベットだ。ぼくは、昔は、今とは、違うところにすんでいた。その時から、ぼくは、今も使っているベットを使っていたんだとお母さんからおしえてもらった。ぼくは、このとき一つ疑問に思ったことがある。それは、その時は、まだ妹は、生まれていなかったのになぜ二段ベットにしたんだろうというところだ。ぼくは、その答えを知るためにお母さんに聞いてみると、お母さんは
「何でだろうね」
というあっけない答えが返ってきた。これじゃぁ一生かかっても答えは、見つからないなとぼくは、思った。確かにこのベットは、昔から使っているからか、僕の中じゃ一番すごしやすい場所となっている。ベットの上でどんなことをするかというと寝ることは、当たり前、マンガを読んだり、本を読んだり、ゲームをしたり、ほとんどの事をベットの上でやっていると思う。このベットとは、昔からいろいろな思い出がある。ベットの上で泣いたり、ぽかぽかしたベットの上で寝ちゃったり、病気の時だってこのベットとは、一緒だった。ぼくの昔から使っているものには、こんなにたくさんの思い出がつまっている。
お母さんが昔から、大切にしているものは、指輪だ。その指輪がなぜ大切なのかと言うと、ひいおばあちゃんからおばあちゃんに渡って、それからお母さんに回ってきたから大切なのだとお母さんは、言っていた。さらには、ひいおばあちゃんの名前がキクという名前でその指輪にもひいおばあちゃんと同じ名前の菊が指輪に彫ってあるのだ。ぼくは、この指輪を見て、みんなが受け継いだ物ならこれからもずっと受け継がれるのじゃないかと思った。と思ってられるのは、ここまでだった。まるで本のように気持ちが次の言葉を聞いて愕然してしまった。ぼくは、その指輪がみたくなったので、おかあさんに
「その指輪を見せて」
と言うとお母さんは、
「その指輪は、今おばあちゃんの家にあるんだ。」
と言われただからぼくは、
「本当に大切にしているの?」
と聞くと
「その指輪をあんまり使わなかったから、おばあちゃんが持っていると言われたそうだ」
ぼくだったらそんなに大切にしている物なら毎日のようにつけて、大切にしまうと思う。この指輪をもっと大切にしてほしいなとぼくは、思った。
人間にとって昔からある大切なものとは、たくさんの思い出がつまっていて、これからも受け継がれてほしいなと思うものだと分かった。

   講評   nakami

 古くても大切で捨てられないものについて考えることができました。自分が使っているベッド(ドです!)のことや、お母さんに取材をして代々伝わる指輪のことを書けたことはサッカー少年くんの発想の力のおかげだな、と思います。おもしろい作文でした。
<構成>書き出しの言葉がありますが、これはサッカー少年君のつぶやきかな? 心の中で思ったことだとしたら、
「(これはぼくや、お母さんが捨てられない思い出がたくさんある古いものだ)と思いながら今この作文を書いている」というふうにつなげるといいですよ。この書き出しを使った「書き出しの結び」ができるようなるといいね。
<題材>ずっと使っている二段ベッドのことをお母さんに質問するところ、代々大切にしている菊の指輪についてお母さんと会話しているところがとてもほほえましいです。題材としてぴったりな話題でした。
<表現>「まるで本のように気持ちが次の言葉を聞いて・・」というところ、ちょっと意味がわからないので今度教えてください。
<主題>とてもいい主題です。「人間にとって昔からある大切なものとは、たくさんの思い出がつまっていて、これからも受け継がれてほしいなと思うものだと(いうことが)分かった。」というふうに書くといいと思います。
<表記>一文百字以内、がんばっていますね。



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)