創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ドラえもん   まりりん

 ドラえもんはスーパーヒーロー型とは全く異なったタイプのロボットとして誕生した。ドラえもんの奇想天外な科学の小道具は、困難を解決してくれるどころか思惑に反して勝手に暴れだし、思いがけない新たな問題を引き起こしてしまう。現代の日常生活は科学文明を過信するあまり、科学に対する基本的な姿勢を忘れ去ってしまっている。ドラえもんの面白さは決して笑ってはすまされない現代の深刻な問題への警鐘なのである。(要約)私たちは科学技術に頼りすぎないのが大切だ。
 第一の理由は本来持っている力が失われてしまうからだ。例として車や新幹線など便利な乗り物ばかり乗っていると本来持っているはずの力がつかない。私も家族でよく車ででかけるから、友達と自転車で遊びに行った時、正直言うと結構きつかった。まるで罰ゲームをやらされているみたいだった。(たとえ)普段車に乗るか乗らないかだけでだいぶ変わるということがわかった。
 第二の理由は頼りすぎていると自然を破壊してしまうからだ。データによると世界の二酸化炭素排出量の割合は一位アメリカで22.4%、二位中国で13.4%、三位ロシアで7.1%だ。科学技術に頼りすぎていると知らない間に自然を破壊していることになる。プラスもあるが、マイナスもある。
 確かに科学技術のおかげで便利で安全になった。この作文もパソコンをつかっているからはやく完成できる。けれどもやっぱり科学にたよりすぎるのは良くないと思った。
 

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。2週に比べると、各理由の裏づけが論理的になってきて、より意見文らしくなりました。

 要約はじょうずですね。

 第一の理由「人間が本来持っている」としたほうが誤解がないと思います。まりりんちゃんも、運動不足から自転車でお出かけする時にきついと感じたのね。昔にくらべて現代人は歩くことが少なくなりました。

 データもうまく活用できました。この二酸化炭素の排出による影響を、まりりんちゃんの文章でさらに詳しく解説できればもっといいね。

 まとめの段落には「名言の引用」も忘れずに。パソコンの便利さにうかれていると、パソコンを操作するだけの人間になって、思考力や判断力を失いそうです。怖いことですね。


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