創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
本物とにせものの物 エンペルト
私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨てて、新しいものへ、新しいものへと人工材料を追いかけてきた。バイオリンは古くなるほど音がさえるというが、それもこの材料の変化で説明できる。用材の剛性が増すとともに、音色がよくなるのである。ところがヒノキで作ったバイオリンはどうしても和風の響きがするというのである。ほかの樹種に置き換えるのが難しいことはよくわかるがヒノキのバイオリンは和風の響きがするというのは面白い。(要約)僕はこの話を読んで思ったことはディズニーで出てくるピノキオはヒノキの木で出来ているのかなと思った。(ダジャレ)
僕の妹はバイオリンをやっている。だがいやいやにやっていてまるで、母を困らせているみたいだ。妹のバイオリンは本物でヒノキかどうかはわからないが木でできているのは確かだ。僕は一度おもちゃのバイオリンを使ってみた。面白いと思ったが今妹のを聞いていると本物のほうが音がきれいだなと思う。でも僕はバイオリンには興味がないのでどうでもいいと思った。たぶん他の皆もそうだと感じる。こういう偽者を作っている人たちにことわざで言うように仏の顔も三度でいつかばちが当たるなと思った。
僕の家には他にも木でできているものがある。最初はないと思ったが母に聞いてみたらうちのテーブルは木でできているそうだ、このテーブルはお父さんの知り合いが引っ越すからあげたそうだ。この机は高級な店で買ったそうだ。つまり、この机は5年も使われているというわけだ。僕はこの机もヒノキの木で出来ているのかなと心の底で感じた。
僕は人間にとって木とはとても大事なのに切っているのが罪があるなとわかった。木を切り続けると光合成が出来なくなるので地球が滅亡してしまうからだ。
講評 ogi
エンペルト君、こんにちは。
<構成> 要約がじょうずにできました。あと1文くらい短いと、分量もパーフェクトですよ。
<題材> 本物の木でできたものは、重みが違いますね。楽器の場合は音もぜんぜん違います。本物のすばらしさは、じっさいに手にとって目で見て比べてみないとわかりませんね。本物の良さがわかる人間になりたいですね。前の話聞いた話がじょうずに書けました。
<表現> ことわざがじょうずに入りました。このままでもOKですが、【「仏の顔も三度まで」とことわざにもあるように、いつかばちが当たるな】という書き方を覚えていきましょう。
<主題> 木を切り続けていくと、人間や他の生物に必ず悪影響が出てきます。そして地球にも影響が出てきてしまいますね。大切な木から作られたものは、簡単に処分せずに、大切にずっと使っていきたいですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |