国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2566 今日1015 合計3581
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   最高な気分   あんこ

 私の学校の校庭に少しきたないジャングルジムがある。
 私が二年生だったときに、友達と毎日のように遊んでいた。私は高いところがとても好きで、こわいと思ったことはあまりない。ジャングルジムに登って、おにごっこをしたり、だれが一番速く上に行けるかと、いろいろなことをして遊んでいた。女の子はあまり上には行けずにこわがっていたが、私は一番上で立つことができた。そのたびにみんなから、
「すごいー。こわくないの?」
などとびっくりした表情でいつも聞かれた。上からの景色が最高で、その場でおいしいものを食べてみたかった。上に立つと、まるで自分がヒーローになったような気分だった。あと、もう二段くらい増やしてくれたらいいのに、と思ったこともあった。私が二年生だった時のたんにんの先生は若い男の先生だったので、みんなでジャングルジムに登る競争をしたこともあった。男の子や先生はもちろん速かったが、女の子の中には、あまり速い子がいなかった。私は、ジャングルジムで何度も頭を打ったことがある。最初はいたがっていたけれど、何度も頭を打っているので、今ではそれほど気にしなくなった。へんなことに慣れてしまった。毎日のように遊んでいたある日、友達と新しいジャングルジムの遊び方を見つけた。それは、三、四人でやる。四人だったら二人、二人にわかれ、一つのグループが上に登りながらビー玉やおはじきを落としていき、もうひとつのグループが落ちてきたものをキャッチするという遊び方だ。そのおはじきなどは、もし相手にとられてしまったら、相手にわたさなくてはいけないのである。だから、私はたくさん落ちてきたものを取っていたし、自分が落としたものもあまりとられなかったで、この遊びは大好きだった。
 私のお母さんは登り棒で遊ぶのが好きだったそうだ。一番上に登れるときもちがいいそうだ。下りてくるときにズリーと一気におりてくると、手の皮がむけてしまうそうなので、ゆっくりとおりていくそうだ。私は、たぶん上りぼうには上れないと思う。今までに、私は上りぼうには上ったことがないかもしれない。でも、ジャングルジムからの空の景色が最高なので、上りぼうからの空の景色も最高だと思う。
 自分の力で登りきると、よけいにうれしい。晴れていて、雲一つない空の日は、本当に最高の景色だ。高いところに登ると、自然とうれしくなり、自分が一番になったような晴れ晴れしとした気持ちになれることがわかった。私の学校の校庭のジャングルジムは、いつも私たちのことを見守っている。

   講評   kirara

 改めて読んでみても、本当にいい作文ですね。
 12月4日から、新しいやり方の暗唱チェックが始まります。がんばって音読しているかな♪
 今度は進級テストです。字数や項目を確認しておきましょう。



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)