国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   d1-114ag   ハチロク

 古典とは決して「古いもの」という意味ではない。永遠に新しいものを古典という。時代の流行を代表するような作品は次々にあらわれ、その時代にはたくさんの人に読まれるが、その多くは、いつの間にか消えていく。若いころ、たいそうおもしろく読んだ記憶があり、思い立って読み直してみると、つまらないものであったりする。だが、いずれにしても人間とは矛盾した感性を抱き合わせに持っている複雑な生きものなので、一人の人間でも、ああも感じたり、こうも感じたり、破滅を夢みたり、聖なる秩序に情熱を傾けたりする。
 確かに新しいものの方がいい。古典が長い間人々に愛され続けてきたのは、それだけの魅力があるからである。古典ではないが、去年の春休み、愛媛県松山市に旅行したときに路面電車に乗った。同じ鉄道の新型車両と比べると、揺れるし軋むし音もすごい音だったけれど、車内がニス塗りで昔の木のにおい、そして音も懐かしい雰囲気をかもし出していた。それはとてもいい雰囲気だった。
 一方、古いものにこだわることがマイナスになることもある。もしも昔話モモタローでモモタローがほかの動物を集めて鬼と戦わずに、拳銃を持っていって鬼を一発で撃ち殺した方が話しの展開は早くなるのにと思う。(意見)もうひとつの例は、D1グランプリ[※審査競技です](100台近い予選参加者(ポイントランキング10位までのシード選手は一回戦単走から)予選から20台が選ばれ、+シード選手が、一回戦に出場できる。一回戦では予選20台+シード選手のなかから上位16台が選出、そしてが先行、後追いの追走が始まる。ルールは、直線で相手を抜いてはいけない、カーブで相手がベストラインから外れてインがあいた場合は抜いて良い)では、ハチロクという車が好きで参戦しているチームがある。ハチロクはほかのシルビアなどの最近の車が500馬力パワーがあるのに対し、ハチロクは強引なチューニングをしても300馬力あればハイパワーな方(シルビアなどからエンジンだけを持ってくる場合は除く)で、ハチロクのチームはいつもギリギリで負けるか、直線で離されて負けるか、直線が遅いのにハチロクの軽量ボディを生かして圧倒的なコーナリングスピードでカーブで相手がリズムをとれなくて勝つかのどれかなので、シルビアなどに乗り換えれば楽に勝てるのになと思う。
 確かに古典にも流行のものにもそれぞれ良さがある。しかし、一番大切なことは、古典を選ぶか、流行のものを選ぶかではなく、本当に自分の心に響くものを見つけていくことである。(総合化)自分の心のうちに持っていないものは何一つ自分の財産ではない。

   講評   nane

 森リンはかなりいい点数だった。100字を超える文があると減点される。読み返してみると、ちょっと長いなあと思うからわかるよ。
 読解問題はぎりぎりセーフの50点(笑)。
 実力はあるのだから、100点を目指してがんばろう。
 問題集読書もがんばってやっていこうね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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