国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
お母さんありがとう ネッシー
「さてと、じゃあ今日もごはんをつくるとするかあ。」
母が一人言のようなことを言いながらキッチンへと向かいます。六時半、母がばんご飯を作り始める時こくです。今日はぼくの大好きな食べ物をしょう介しようと思います。
まず一つ目は母の手作りカルボナーラです。なぜかというと、母のカルボナーラはとてもクリーミーな味とコクがあるからです。二つ目は母の手作りの夏野菜カレーです。なぜかというと、母はカレーのかくし味にリンゴジャムとみそとチーズを入れてとても深いコクが生まれるからです。三つ目は母手作りの究極のおみそ汁です。なぜ究極かというと、わざわざつきじまで行ってコンブとカツオブシとニボシを買ってきて、三つのだしを配合させた究極のだしにみそのコクが加わり、何ばいでも飲める究極のみそ汁になるからです。
まずここまでの好物の共通点は母の愛情たっぷりの料理ということです。やはり母の料理は心が落ち着くから好物なのかもしれないと思います。
次に今度はぼく行きつけの店のおすすめの料理をしょう介します。
一つ目は近所にあるパリ食堂というフランス料理店の「車エビのバターソテー」です。なぜかというと車エビがまるで赤ちゃんのほっぺみたいにプリプリしていて美味しいからです。二つ目は近所の北京亭の「あんかけチャーハン」です。なぜかというとパラパラとしたチャーハンをトロリとしたあんがまとめてくれるからです。
でもなぜか母の料理の方が愛情がこもっている気がします。なぜ母はあんなに愛情を料理にこめているのでしょうか。母に聞いてみると、
「それは私の作った料理があなたたちの体と心と思い出になるからよ。」
なるほど、だから母のおみそ汁は体と心が温まるのです。この文章を書きながら、改めて母にありがとうと言いたいなと思いました。
今日も母がばんご飯を作りにキッチンへ向かいました。
講評 kou
どんなにおいしい料理も、お母さんの愛情のこもった料理にはかなわないということをあらためて感じさせられました。お母さんのお料理をこよなく愛し、そしてありがたく思う気持ちがひしひしと伝わってくる、心あたたまる作品です。
さて、次回はいよいよ進級テストです。がんばりましょうね!
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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