低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
チクッといたいががんばれわたし なるちゃん
(ドキドキするな。)
「ママからさきにうってね。」
「できたらね。」
私はこの間注しゃをうちに、『新河岸クリニック』という病院に行きました。私が毎年必ずうつ、季節せいインフルエンザのワクチンです。お母さんが
「今日のお医者さんは注しゃをうつのがうまいんだって。」
と言っていたので、ホッとしました。
席でじゅんばんを待っていたら、
「○○さん。」
アナウンスが入りました。中に入っていったら、お医者さんが注しゃをじゅんびしていました。お医者さんは
「いたくないからね。」
と言っていたけれど、私はその言葉を信じることができませんでした。だって去年のお医者さんも
「いたくないからね。」
と言っていたのに、けっこういたかったからです。
お医者さんがじゅんびしていた注しゃは、ふつうの注しゃなのに、私には、やけにきらきら光っているように見えました。
いよいよです。チクッ! 私はいまだに注しゃをうつときに目をつぶってしまいます。注しゃのえきが入り始めると、体中に電気がはしったようになりました。手をグーにしてこらえたかったけれど、体に力を入れるともっといたいと友達から聞いたことがあったので、できるだけ力をぬきました。
終わりました。とてもホッとしました。
私は、注しゃがささったときは今年の方がいたくなかったけれど、えきが入るときは去年の方がいたくなかった気がしました。
お母さんも注しゃをしたので、
「お医者さん、注しゃうまかった?」と聞いたら、
「うまかったよ。」
とわらいました。
自分のためだから、来年もがんばってうとうと思いました。でもやっぱり、注しゃは大っきらいだと思いました。
講評 inoko
なるちゃん、こんにちは。
次回は進級試験です。●かだいの準備をしておきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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