創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   まね   ちな

 私は、まねをして、他人の良い点を学びながら生きていきたい。そのための方法として第一によい見本を探すことだ。私は小さい頃からバイオリンを習っていて、今では学校の室内学部にも入っている。バイオリンを習うとき、手本となるのは先生だ。例えば、ビブラートの方法を教えてもらった時は、先生のビブラートのかけ方を良く見て、自分でもまねできるようにした。また、部活の先輩にも、音が大きかったりきれいだったりする人がいたので、そういう先輩の弾き方を見て参考にしている。良い手本があれば、まねする側も良い弾き方ができるだろう。良い手本があることはいいことだ。
 また、最近、「一瞬の風になれ」を読み返してみた。主人公の新二は百メートルを走るとき、同じ部の連のスタートを参考にしていた。しかし、新二は先生に、仙波の走り方を参考にするといいと言われた。新二は連ほどの瞬発力がないため、仙波のようにゆっくり確実にやるほうが向いていたのだ。その方法に変えてから、新二は百メートルを十秒台で走れるようになった。自分に合った良い手本があると、自分も成長することができる。
 第二の方法としては、まねすることの大切さを教えることだ。オランダの有名な画家にゴッホがいる。ゴッホは日本の浮世絵に影響を受け、歌川広重の浮世絵を模写したりしている。浮世絵はゴッホだけでなく、ヨーロッパの色んな画家たちに影響を与えたそうだ。ゴッホをはじめとする画家たちは、浮世絵をまねすることで、より良い絵を描こうとしたのだろう。こういう歴史を教えることで、まねすることの大切さを伝えると良い。
 確かに、まねするだけでは成長し続けることはできない。しかし、「何事もしないものだけが失敗もしない」という名言があるように、何もしないより、まねをしてよりよくするための努力を重ねることが大切だと思う。

   講評   takeko

いい清書になりました。
文末にも変化がつけられましたね。
これからも同じ意味でもいろいろな言葉を入れていきましょう。

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