国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   古いもの   バービー

 我が家でお世話になって、譲り受けたオーブントースターとオーブンレンジは、十五年もの位だろう。
 このオーブントースターとオーブンレンジは私が産まれる前に譲り受けたものなので、13年から15年位一緒に私達と居るだろう。普通なら10年位で寿命だが、手入れ次第で長く持たせる事が可能だ。それに、私達のレンジとトースターは一度も壊れた事がないのだ。ただ、一度だけ私と弟がオーブンレンジを壊しそうになった。 笑
 それは3月14日、ホワイトデーの夜だった。その日はちょうど、母と父がゴルフに行っていて、夜は私と弟だけが留守番をしていた。そして、弟は突然
「ねぇ、今日、ホワイトデーだよね?だから、ママたちが帰ってくるまでにクッキー作ろうよ!!」
と楽しそうに言った。しかし私は、
「でも、クッキーの材料も無いし、あぶないと思うよ。後、時間もかかるでしょ?」
と私はめんどくさそうに返した。弟は、
「え〜でもせっかくのホワイトデーなのに…。」
と悲しそうに言った。私は、なんだか弟に悪い気がして申し訳なかった。しかし、
「あっ!そうだ!たしかこの前スーパーマーケットで簡単クッキーの材料買ったのがあった!!あれで作ってみる?」
と聞いてみた。すると弟は急に笑顔になって、
「うん!!」
と嬉しそうに言い返した。私達は大急ぎで材料をだし、クッキーを作る準備をした。そして、クッキーの下地が出来てオーブンレンジに入れた後に事件が起こった。私と弟がのんびりリビングでテレビを見たりしてた時、台所の所から何か焦げくさい臭いがしてきたのだ。私と弟は急いで台所に行き、レンジの方を見てみた。するとなんと、煙がモクモクたっていたのだ。私は驚いてすぐにレンジの電源を消した。まるで光の速さのように。そしてその後、私は急いでレンジを開け、中を見てみた。すると、電気に近い部分のクッキーを少し焦げていて、とても臭かった。弟は、すこしガッカリし、私もちょっとショックだった。私はけっこう料理は得意な方なので、ミスはしないと思っていたけど、『猿も木から落ちる』というように、私も『楽勝、楽勝!』とおもって油断していたから悪いと思う。
 我が家のオーブンレンジとトースターはこれからも私達と一緒に暮らしていくだろう。
 人間にとって古いものとはとても貴重、そして例え有名でなくても、自分の家族に代々伝わるのもなのかも知れない。もしそうで、そうだとしなくても、古いからといって捨てるのはもったいない。完全に使えなくなるまで使うのが一番いいと私は思う。

   講評   takeko

いい清書になりました。
書きなおしもできましたね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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