国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ロボットの国   柏もち

 ぼくは、最近、区のロボット大会に出場した。部門は、スプリンター部門とK1部門とスラローム部門があった。そのうち、ぼくはK1部門を選んだ。結果は、一回戦、二回戦と勝ち進み、三回戦で相手を押し倒したが、審判にすり足は反則だからという理由で失格にされた。もともと作っている時から、歩くのが下手で、何とか歩かせようとして重くなってしまい武器も棒をつけただけだが、やはり歩くのが下手で体を左右に大きく振りながら歩くのが精一杯で歩いている途中で押されたら倒れそうだった。しかしそのぶん足は大きく頑丈で両足が地面についていれば、びくともしなかった。しかし三回戦でぼろが大きく出て歩きにくくなってしまい失格だった。でも子供が自分で考えて最初から作って、すり足までできたのはすごいほうだと思う。ここまで発展したロボットは人間の世の中を征服できるだろうか。ぼくはできると思う。
 その、第一の理由は、人間が楽をしようとして仕事をロボットに任せてしまうことがあるかもしれないからだ。データによれば、12仕事の目的(朝日新聞社 1997年)は三十代の人の七十五パーセントが、収入と答えている。こういう人は楽に収入を増やしたくてロボットを使ってしまうかもしれない。一人、一人と仕事をロボットに任せていき、一つの会社、一つの町、一つの区、一つの都道府県、一つの地域、一つの国、一つの大陸、一つの星、とロボットが世の中を組み立ててしまって人間の居場所がなくなってしまうのだ。
 その、第二の理由は、ロボットが誤作動で変に回路が壊れたりして予測のつかない行動をしてしまうことがあるかもしれないからだ。今は機会を機会が作るくらいなので機会を作る機械が誤作動で違うものができて、違う動きをするものができてしまうかもしれないからだ。ICを作る機会なんかが例である。たとえば人間が戦争で勝つためにロボットを作る。そのロボットが役に立って、どんどん売り出され、たくさんの国がたくさん持って、たくさん戦争したら、たくさんの人が死んで、たくさんの国がつぶれ、支配されてしまう。ということになるかもしれない。
 確かに、元のロボットを作るのは人間だからロボットが征服したことにならないかもしれない。しかし、作った人間が誤作動を起こしたのではないし、そうなる風に作ったわけでもないから、可能性はあると思う。

   講評   arare


 ロボットが人間を征服することがあるだろうか、というちょっとブラックなテーマの作文を書けました。アシモフの『アイ、ロボット』という小説を読んだことがありますか。

 楽をして収入を得るためにいろいろなロボットに仕事を任せたら、人間の能力は衰えてしまいそうですね。ロボットではありませんが自動車によく乗る人は、昔の人に比べて足が弱くなっています。

 人間の作ったものが予測不可能の動きをして大惨事になった例として原子力発電所の事故などがあげられます。ロボットによる戦争は「誤作動」とはちょっと違うので実例をもう少し検討するといいでしょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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