国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日2259 今日1485 合計6357
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   自然の物の長所について「   きそさ

 私たちは長い間、木綿や木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨て、人工材料を追いかけてきた。家具などに使うヒノキという木は、切られてから二、三百年間、強さや剛性が二、三割も上昇し、その後、ゆるやかに下降する。ヒノキは長い歳月を生き続ける力を持っている。ヒノキは産地により微妙な差がある。また、産地で使われた時がしっくりくる。自然がつくったものは、木のように原始的で素朴でもコンピューターでは解明できない側面も持っている。 ぼくが自然のものは良い、と思ったときはキャンドルファイヤーをしたときだ。五年生のころ、学校の野外活動のため泉ヶ岳にとまった。次の日キャンプファイヤーをする予定だったが雨が降り、キャンドルファイヤーをすることになった。キャンプファイヤーをすることは初めてで、わくわくしたが雨がふり変更することを聞いて少しがっかりした。キャンドルファイヤーをする時、一人ずつ火が付いたろうそくを持ち円になった。そしてキャンドルファイヤーが始まるとまるでだれもいない森に入ったようにおちついた。周りを見ると小さい火がたくさんあり、きれいだった。これが電気でするときれいだがおちつきはしないだろう。 母は自然のもので良いものだと思うものは、木の弁当箱だと言っていた。木の弁当箱の良い所は、開けると木の良いかおりがすることだ。他にもプラスチックの弁当箱よりもおいしく感じられるという。なぜおいしく感じるか、それは、母が、「湿気をにがすからだと思うよ。」と、言っていた。 昔、おにぎりは木の皮に包み持ち運ばれていた。木の皮でおにぎりのおいしさを守り、食べ終わって捨てられた木の皮はまた自然に戻る。このことから自然のものは一挙両得だと思った。

   講評   suzuyo


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)