低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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プルプルたまごまき しろみ
「朝よ。たまごまきを作るんじゃなかったの。」
この言葉を聞いて私ははっとしました。なぜなら、今日はお母さんとたまごまきを作ることをわすれていたからです。とりあえず、
「わかったよ〜。あとで着がえていくね。」
と言っておきました。着がえてから、下に行くとお母さんは、かつおぶしからだしをとっていました。だしのとり方は次のようです。まず、お湯をわかし、小さななべにお湯をとりわけます。その中にかつおぶしを入れると、いったんぜんぶなべのそこにしずみましたが、こんどはうき上がってくるのです。私はおなべの中に小人がでてくるみたいだな、と思いました。うき上がって来ただしは、数秒間ごとにしずんだりういたりをくりかえし、さいごにぜんぶのだしがしずんだら、だしはとれたということになります。
次にたまごを三つわり、ときました。といている間にだしを入れ、しょうゆを7.5ミリリットル入れ、さとうをおおさじ一ぱい入れてまぜました。その後、四角のフライパンに火をつけ、あぶらをひきました。そして、ちょっとまってから、さっき作ったたねをながしこみました。その時、お母さんは、
「ながしこむ時、ジューという音が大切なんだよ。」
と、言っていました。ジューという音は、ながしこんだ時に聞こえました。私はこの音がすきになってしまいました。ながしこんだたまごは、フライパンの全体に行きとどくようにします。それから自分からみて、まだ半じゅくのたまごが少しあるくらいの時間に、フライがえしで、たまごをまいていきました。それを五回くりかえしたら、とっても大きなたまごまきになりました。出来上がった時、たまごまきはまるでグミのようにプルプルでした。
たまごまきは朝食に出しました。フワッとしていてとてもおいしかったです。今度はお母さんにまけない、きれいなたまごまきを作りたいと思いました。
講評 kia
清書と読解問題がんばりましたね。
12月もはりきっていきましょう。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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