国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   科学的態度   かふあ

 私は、4月までメロンなんて、食べる気もしなかった。なぜなら、一番初めに食べたメロンは、ぶにぶにで臭いなんか嗅いだら死んでしまうと思ったからだ。私は、その日から一口もメロンなんて食べていない。こういうことを、先入観とでもいうのであろう。しかし、メロンを食べられるようになった日がついに来た。2009年の4月、兄の誕生日だ。その日、母と私は誕生日ケーキを作った。ケーキの上にはメロンとイチゴをのせた。そのメロンを切るときに、手についた果汁をためしにペロっとなめてみたら、とても甘かった。おどろいた私は、残ったメロンの一切れを食べてみた。それは、おどろくほど美味しかった。香りもよかった。ところで、なぜ大嫌いだったメロンをのせたかというと、たまたま祖母が持ってきたメロンが手をつけられずに、冷蔵庫の中に眠っていたからである。はじめは、食べる時によけるつもりでいたのに、パクパク食べてしまった。無理やり好き嫌いをなくすよりも、果報は寝て待てのように、いつかチャンスが来るのだと思った。
 私の兄は幼稚園の時、空を飛びたくて、ダンボールで羽をつくり、自分のうでにはめて、すべり台をいっきに駆け下りて飛ぼうと、何日も何回もやったことがあるそうだ。その時、他の友だちはバカにもせず、自分の好きなことをやっていたそうだ。 周りのお母さんたちは、
「夢があるわねえ。」
「楽しそうねえ。」
など口々に言っていたそうだ。しかし、何日かすると羽が壊れてしまい、飛ぶ夢がなくなってしまったらしい。結果は飛べないである。
 私は、何でもよく見てやってみるということが、大切なのだということがよくわかった。
これからは、物事をあいまいに終わらせるのではなく、しっかり結果まで調べていこうと思う。私は、科学的態度とは何なのか、長文を読みながら辞典でも調べてみた。

   講評   kaki


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