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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   大変なことを犯した朝寝坊   フェアリー



「こら! 今日は大会でしょ!!」
この日は、部活の大会で6時に待ち合わせだった。しかし、今は5時30分。とても間に合わないのでかなりあせった。普段の学校生活では遅刻したり、待ち合わせの時間に遅れることなんてなかった。なのに、どうしてだろうと思うと、私が貰ったプリントに修正があったらしい。それを、知らなかったため、遅刻してしまった。
 遅刻だとあせりながら、急いで支度して家を出た。でも、待ち合わせの場所に行っても誰もいなかった。そのまま、三ツ沢競技場に向かった。30分位で着いたが、誰もいなかった。何でだろうと思うと、今日は県大会だから、平塚競技場なのだ。この事を後から気づいた私は急いでついて
「間に合ったー。」
と思ったときの気持ちがまるで崖から落ちてしまったみたいだった。三ツ沢競技場を後にして、私は、家に帰ることにした。家に着いて、母から怒られながら顧問に電話した。
「そーかぁ。大変だったなぁ。来てももう終わってると思うけどなぁ・・・。」
一応行きますと伝えた。私は、母と一緒に平塚競技場に向かった。電車で、向かっている間母にガミガミ怒られた。一つは、先輩に迷惑がかかること、など、いろいろ言われた。でも私の頭の中ではパニックになっていたので、母の話しをろくに聞いていなかった。やっと、競技場に着いたら、顧問の言うとうりもう終わっていた。自分は馬鹿だと思う一方、顧問に待ち合わせ時間を確認するべきだったと後悔した。
 家に帰ったら、母から遅刻はどれだけ人に迷惑がかかるか教えてもらった。例えば、私が遅刻すれば、待ち合わせした相手も遅刻してしまい、とても、迷惑がかかるということ。私は今回犯した事の重大さを改めて実感した。もう二度とこんなことはしたくないと思った。(聞いた話)
 人間にとって、朝寝坊は地獄の始まりだと思った。
 「こら! 今日は大会でしょ!!」
もう、この言葉から起きる朝、また、二度と聞きたくない。(書き出しの結び)

   講評   jun

 会話での書き出し、工夫しました。早起きをして、待ち合わせ場所へと急いだのに、誰もいなかったときは、きつねにつままれたような気持ちになったことでしょう。間に合ったと思い、ほっとしたのも束の間。崖から落ちてしまったような気持ちになったのですね。このたとえはとても上手です。お母さんからたっぷりお説教をされてしまったようですが、もう二度と同じミスを犯すことはなさそうですね。
 「朝寝坊は地獄の始まり」というのも見事な表現です。書き出しの結びもしっかりできました。

★構成図は、よく考えてかくことができています。作文を書くときも、この構成図の内容を生かすことができましたね。
                                

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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