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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   諦めないこと   いすも

「一瞬の閃き」による理解。それは、読者についても、もとより例外ではあり得ない。が、生まれついての天才は別として、この閃きを体験するためには、やはり相応の試行錯誤の歳月が要る。何事にもプラスとマイナスがある。こと読書に関しては、神童や天才をうらやむにはあたらない。物事はどんなことでも毎日やらなければ成功しない(書き出しの工夫)。
 そのための第一の方法は、あきらめないことである(方法1)。私は五歳のときからピアノを習っていて、今日まで毎日欠かさず練習を続けてきている。ピアノの練習は大変だ。学校から帰ってきて、宿題を後回しにし、練習を3時間毎日する生活を私はもう十年間もしている。この十年の間、何度もくじけたり、ピアノを諦めかけたりしたことがあった。特に六、七歳の頃。友達がりかちゃん人形やおままごとで遊んでいる間に私だけ家に引きこもってピアノを練習していた時が一番辛かった。私も外で遊びたい、皆と遊びたい、そんな気持ちが心の中に染み渡っていたが、涙をこらえて頑張った。それでも大変なときは逃げ出したくなる時がたくさんあった。七歳のときにピアノが大嫌いになって一ヶ月間お休みした時もあったぐらいだ。それでも、ちゃんと一ヵ月後にはピアノの前に座って練習をしていた。そうやって辛抱強く小さい頃から練習したおかげで、今ではたくさんの成功を経験している。最近、一番嬉しかったのは私が住んでいるカナダのブリティッシュ・コロンビア州のピアノ州大会ジュニア部門で1位を取れたこと。これもすべて小さい頃から諦めず, 努力した成果である。
 第二の方法としては、何かに取り組んだら必ず最後まで達成するという目標を持つことが大切だ(方法2)。アルベルト・アインシュタインは重力を研究した人だ。りんごが木から落ちたのを見たアインシュタインはすぐさま何故だろうと考えた、という有名なエピソードがある。そしてそれから彼は毎日研究室で重力の研究に取り組んだ。どうやってりんごが木から落ちるのか分かるまで彼は研究をやめなかった。重力の秘密を裁くなんて、どれだけ大変だったことだろう。失敗の毎日だったに違いない。私だったらいったん考えたとしても、失敗する数が増えるにつれ、すぐに諦めてしまうと思う。だから間違っていても毎日辛抱強く研究に励んだアインシュタインを尊敬する。彼は、重力の研究に取り組み、秘密がさばかれるまで頑張ったので達成できたのだ。私たちも彼を見習って一度決めた目標を変えずに、この目標に向かって頑張っていけたらいいと思う。
 確かに毎日毎日同じことの繰り返しをしなくても人間の本能でできることはたくさんある(反対意見への理解)。ピアノだって、別に毎日練習しなくても成功する人もいるかもしれない。だが、諦めないで辛抱強く物事に取り組む人は大きな成功に直面することができる。そして、その物事が達成できたことで自分に尊敬ができるのだ。私たちは皆諦めないで最後まで努力をする意思を持つべきである(自作名言)。

   講評   ogi


 いすもさん、こんにちは。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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