総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。 ＡＩ時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。 ▶ 創造発表クラスのご案内

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　　　大好きのマックドナルド　　　きなる

十一月のかんしゃさいが終わりましたら、町中でクリスマスのデコレーションがいっぱい見れるようになりました。
　やねのところにライトをカーテンのようにかざっているシングルハウスがいっぱいですが、ところどころのおにわにライトでつくられているどうぶつや、サンタさんもあります。わたしは一番すきなのは家の近くのマクドナルドです。その理由はお店にきれいなデコレーションがあるからです。
　わたしはいつもすごいと思うのはお店の外にあるとても高いクリスマスのツリーです。それは本当の木ではなくて、すべてライトで作られています。さいしょはママから教えてもらいました。
「あ、見て、見て！あの木はライトにつくられていますよ」。
わたしはびっくりしました。だって、木のライトはまるで花のように、いっぱい色が入っていました。夜になりますと、とてもきれいに光っていました。
　そしてお店の中のデコレーションもとても工夫されています。今朝、ママとわたしはマックの朝ごはんを食べに行きました。お店に入りますといっぱいきれいなクリスマスかざりが入っていました。わたしはデコレーションをみて、
「きれいだね。いっぱい入っていてすごいなあ。」
といいました。それを聞いて、ママも頭をあげて、お店の中を見回りました。
「本当だ。とてもすてきだね。」
とさんせいしてくれました。お店の真ん中にとても大きいカウンターがみえました。長さ三メートル、横二メートルぐらい
です。カウンターの上には大きさいろいろのキラキラのボールで作られたクリスマスツリーとメリーゴランドとぐるぐる回る電車
がありました。電車はガタガタとまるでほんものの電車のようにずっとうごいています。とてもきれいでしたので、ママはしゃしんをとってくれました。
「日本に帰りましたら、このマックのことをなつかしいと思うかもね。」
とママはいいました。わたしもそう思います。日本のマックはこんなにきれいにかざっているお店をまだみたことがありません。なぜだろう。わたしはやはりアメリカのマックのほうがもっともっと好きです。

　　　講評　　　nikoro

　進級テスト、満点で合格です！　おめでとう(^^)。いつもどおり、こうもくを使いこなして上手に作文の中にとけこませていました。字数も二年生でこれだけ書ければ言うことはありません。
　「二行いじょうの会話」が、たくさん、でもむだなく入っていて、まるでその場にいていっしょにお店の中を見てまわっているような気持ちになります。その間に「とちゅうの思ったこと」を上手に入れて、いつもながら作文の流れがとてもいいですね。きなるさんは、見たり聞いたりしたことの一コマを切りとるのがほんとうに上手です。
　アメリカではかんしゃさいの後、町中が本当にあざやかにかざられますね。日本でもデコレーションはされますが、やはりちがいがあります。そんなことを考えると、「日本に帰ったら、このマックをなつかしいと思うかもね。」というお母さんの言葉が、きなるさんの中にどんな思いをよびおこしたのかな、と読み手がいろいろ想像することができる、内容のゆたかな作文でした。
　きなるさんの作文は、毎回、アメリカだよりをもらっているような感じです(^^)。

　だいめいは、「大好き「な」マックドナルド」と書いてくださいね。