低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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マラソン記録会 ここた
きのうの三時間目に、「マラソン記録会」がありました。
マラソンは、AグループとBグループに分かれていて、ぼくはその中のBグループになっています。そのため、あとにやりました。
コースはトラックを二周し、大回りを4回回って、またトラックを一週して中心に行くというコースとなっています。
それで、トラック二周をし、大回りを四回回ったまでは良かったのですが、最後の一回で三人ぐらいにぬかれそうで必死で走ったので、ギリギリで十三位でいけました。
おうえん席にもどると、同じBグループにいる、友だちの森くんが話してきました。
「やっぱり、Aグループのほんとんどが足が速いなぁ、どうやって速く走れるのか教えてほしいなぁ。」
といっていました。
ぼくも、
「本当に教えてほしいなぁ。」
と思いました。
今度の記録会は、もっといい順位になりたいと思います。
講評 sugi
マラソンのグループ分け、コースなど、くわしい説明ができました。
コースは、大回り四周がきつそうだなぁ。そのあとのトラック一周は、かなりくるしかったでしょう。ここで力をぬかず、なんとかぬかされないようにがんばったここた君は、体力もせいしん力もありそうです。「さいごのさいごまでがんばりぬく」という言葉がぴったりだね。このときのくるしさを、「まるで……のよう」をつかってたとえてみてもいいね。
Aグループは足の速い人が集まっているのだね。友だちとの会話から、それがわかります。会話を上手につかうことができたね。かぎかっこの前後の行がえもできました。会話を入れたら、「大きな声で言いました」「ふしぎそうな顔で言いました」など、声や顔のようすを入れてみるとおもしろいよ。
マラソンは練習第一だと言われるけれど、こんど足の速い人に、速く走るコツを聞いてみるといいね。そうすると、来年はもっと順位を上げることができるかもしれないよ。
トラックを一週して → トラックを一周して
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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