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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   寒い日   いちごちゃん

「あーリラ、リラ。」
「早くおいで。寒いんだから。」
今日もわたしは、リラをおなかの上にのせたり、足の上にのせたり。でも、リラは自分のおふとんから出てくるのをいやがります。こんな寒い日だとこんなに毛むくじゃらでも寒いんだ。
ちなみにリラとはだれ。とお考えのみなさん。リラとはわたしと誕生日が同じ6カ月のトイプードルの女の子です。それに、誕生日が同じだとせいかくもまるっきり同じで片付けができないし、寒がりだし・・・。
 私はリラをどうつかえばあたたかくなるか研究しました。色々な所にいきをふきかけたり、ポンポンとしてみたり・・・。
「ふぅ〜。」
「わっ。あったかい。」
「ねえママ。リラの頭の所にふぅ〜。ってしたらあったかい。」
「ほんと」
ママは、えがおでかえしてくれました。
でも、リラがいやがってにげてしまいました。
 寒い日はリラのくさいおならがプゥウゥ出るので、それをふくろに入れて、あたためたらもしかしたらなんともいえないほどくさいと思うけどあたたかいかもしれません。
だってリラはまるで生きているカイロだからです。
ママに、
「寒い日はどうしているの」
と、聞きました。すると、朝ごはんを作るのにふつうはおふとんから出られるのに、寒い日だけはまるっきりだめなんだそうです。
寒い日はもっとリラの体をよくつかって
「わぁあったかい。」
をさがしつづけます。

   講評   hira

 リラちゃんがかわいらしく表現できているのといちごちゃんのしていることがなんだかおもしろい作品でした。心のカイロみたいに気持ちがあたたかくなるお話、寒い冬にぴったりだなと思いましたよ。
<構成>書き出しの工夫 題名の工夫(構成図)
 朝の寒い感じが会話で伝わりますね。リラちゃんって呼びやすくてかわいい名前だなあ。足の上にのせたりする様子、「毛むくじゃらでも寒いんだ」のように見た目と思ったことなど、表現豊かな書き方が上手です。
<題材>体験したこと 聞いた話・調べた話
 リラちゃんのあたたかいところ探しをしているのですね。でも、リラちゃんは「もう〜いちごちゃんたら〜」なんて逃げているようですが(笑)。おならも笑っちゃいました。
 お母さんから取材もばっちりできましたね。みんな寒い朝は苦労しているようです・・・。
<表現>たとえ いろいろな言った
 かわいくて冬には欠かせない「カイロ」ちゃんなのですね。「えがおでかえしてくれました」こういう表現さすがですね。たくさん読書をしている成果かな? 「プゥプゥ」という音も上手いなあ。
<主題>自分だけが思ったこと
 これからますます寒くなるので研究は続くことでしょうね(笑)。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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