低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日2566 今日2381 合計4947
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   今この瞬間を大切に   F:F

 ぼくは、未来の準備のために生きるのではなく、今この瞬間を大切に生きることがよいと思う。
 その理由は第一に、先のことを考えても未来はどうなるかわからないからだ。先日の学校の体育の時間に城の周りを30分間で何周走れるかというのが行われた。城の周りの長さは約1.2キロメートルだ。1周目からダッシュでとばすとばててしまうのでは、と考え、ゆっくりと走ったらわずか2周でばててしまった。結果、自分が予想していたより、はるかに時間をロスしてしまった。セーブしたのにもかかわらず、結局実力を出し切れなかったということだ。その後、家にかえってから教科書で調べてみると、マラソン選手の走り方は長距離走でも関係なく、初めの方からとばしていき、だんだんとスピードがおちていくことがわかった。また、スピードが落ちないようにキープすることが重要だ、と書いてあった。今度は、後でスピードが落ちることを恐れず、十分に完走できるスタミナをつける練習をして挑みたい。
さらに、今この瞬間を大切に生きることがよいと思う第二の理由は、未来のために今を犠牲にするのはむなしいからだ。データによると、十代男女のストレス解消法の第一位はカラオケである。大声で歌を歌うとストレスが吹っ飛ぶのだろう。未来のためにストレスをためるのはつらいと思う。
 確かに予定を立てることは大切だが「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある」という名言がある。その言葉のように、その時その時を精一杯生きることが自分らしい人生をつくるのだ。つまり、過去や未来にとらわれずに、今そのものを生きることの大切さを考えながら、これからの新しい人生を作り出していきたいと思う。思いもよらないことが起こるからこそ人生は面白い。そんな心の余裕や柔軟性を持った生き方をすることが大切だと思う。

   講評   tamon


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)