低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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勉強 サッカー少年
勉強しなさいとは、学校でも家でもよくいわれることで、みなさんの中にはいいかげん耳にたこができている人もいるのではないのでしょうか。べんきょうというのは、音読みですが、これを訓読みにしてみるとつとめしいると読み、つとめるとは一生懸命にはげむこと、しいるとは無理やりやらせることといった意味だ。勉強とは、それ自体が目的ではなく、あくまでもそこへ行きつくための手段にすぎません。手段を目的とかんちがいするときに勉強は単なる苦痛の種になってしまうのだろうと思う。ぼくは、いやいやでもいいから、勉強は、がんばらなきゃならないといけないんだと思った。<要約>
ぼくにも嫌いな勉強があるのだ。それは、理科である。ぼくの理科の先生は、少しおじさん先生で、僕の好きな先生ではない。なぜかというと、実験は、ほとんどやらないで、毎回毎回、ノートに黒板の字を写すだけで、さらにその量もものすごい多いのだ。ぼくは、実験が好きなタイプなので、こんな理科、家でもできるじゃないかといつも思う。やっぱり実験がいい。ぼくは、理科の先生にさけびたくなる。しかしノートに書く分、頭には、インプットされる。だからテスト勉強をやらなくても、たいてい良い点を取ることができるのだ。テストで良い点が取れるのは、うれしい。だけど、実験をもう少しやってほしい。
ぼくは、嫌いな授業とは、反対に体育が好きだ。体育が好きな子は、何人もいるだろう。ぼくもその一人である。ぼくは、サッカーがものすごく好きだけど、サッカーの事について書きすぎてしまったので、これは前の話だが、ポートボールについて書こうと思う。みんなもポートボールを一度は、やったことがあるだろう。ぼくは、三年生の時にやったポートボールが一番印象に残っている。知らない人もいるだろうからここで少し説明しようと思う。ポートボールは、バスケットボールと少し似ていて、ゴールは台の上に乗っているゴールマンにボールを渡せば一点という感じだ。ぼくのクラスは、リーグ戦をやっていた。リーグ戦が始まって、一回戦目、僕たちは、相手チームと対等に戦った。しかしこっちのチームがすきを相手に見せてしっまたさいに、ゴールを取られ一点差で負けてしまった。これに対して、女の子がなんと泣いてしまったのだ。女の子は、悔し泣きをしたのだ。ぼくは、その女の子に
「大丈夫だよ、次、勝てばいいんだから、絶対に優勝しようね。」
と声をかけた。その女の子は、何も言わずにうなずいた。そしてぼくたちは、優勝という言葉に心を一つにして懸命に戦った。そして僕たちは、みごと優勝したのだ。みんなで取った優勝は、まるで大きい大会で優勝したかのような気分を味わうことができたのだ。
人間にとって、勉強とは、大切だということが分かった。嫌いな勉強はいやいややってもいい、だって好きな勉強に楽しみは、取っておかなくちゃならないもんね。
講評 nakami
おもしろかったです!サッカー少年君、ユーモアありますね。「嫌いな勉強はいやいややってもいい。その理由は好きな勉強に楽しみを取っておくためだから」というところが最高でした。よく考えついたなぁ、と感心しました。
<構成>要約も常体で統一してくださいね。
<題材>嫌いな授業と好きな授業について比較するように書くことができました。
<表現>「みんなで取った優勝は、まるで大きい大会で優勝したかのような気分を味わうことができたのだ」と書くことができました。
<主題>「人間にとって勉強とは、大切だということが分かった。嫌いな勉強はいやいややってもいい、だって好きな勉強に楽しみは、取っておかなくちゃならないもんね」というところ、とてもおもしろいです。作文を楽しんでいるのがいいですね。これって実はとても大切なことですよ(^^)
<表記>常体で書くことができました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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