国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   学習について   闇の女帝

日本語の「勉強」には、つとめしいる、という意味が含まれる。そのため、無理強いするニュアンスから嫌な印象を受け取る。中国では、日本語の勉強という言葉のかわりに学習を使う。日本は外来文化の表面的な部分ばかりを身につけ、内面的な部分について学ぶことをなおざりにしてきた。勉強の目的を問う前に知識をがむしゃらに得てしまった。自分の勉強の目的をはっきりさせ、勉強する中で自分の生きがいをみつけたら、勉強はとても充実したものになるだろう。
 私が勉強をし始める時は、大抵母に催促されたときだ。冬休み明けのテストも間近に控え、私のスケジュールはぎっしりである。自発的に学習するときや、自分の好きな科目を学習するときは、とんとん拍子でよくはかどる。しかし、何だかやる気が湧かなくて、ぼお〜っとしている頭で、母のイライラ声を聞いて学習すると全くと言っていいほど、シャープペンが動かない。自分から学ぼう、復習しようという意欲がわかないため、全く頭が機能しないのだ。
 私は理科が好きである。地層や月、水溶液、人体は面白い。だから、学習する時も新しい知識を得るためにがんばる。すると、理科の勉強はとてもはかどる。元々、私は水溶液が苦手だった。けれど、地層は大好きで、地層ができるなら水溶液もできると思い、猛特訓して水溶液の単元が得意になった。自分が得意としていることをばねにして、不得意を克服するということも、学習だと思う。また、私は社会が苦手である。年号や都道府県など記憶するものが嫌いだからだ。年号は語呂にして覚えれば良い、というのがあるが効果は得られなかった。社会全体に苦手意識があるため、積極的に学ぼうとする意欲が湧かないため、もしかしたら社会のなかでも得意な単元を探すことができないでいるかもしれない。何か、地震や励みになるものを手に入れることで、次の挑戦につなげていけると思う。
 学習は人間にとって自信があるからこそ成り立つと思う。

   講評   inoko

 闇の女帝さん、こんにちは。
勉強という言葉は、どうもいいイメージがないようで、「勉強」と聞いただけで、思考回路がショートしてしまったかのような気分になる人も少なくないだろう。
しかし、好きな教科のときはそんなことはない。好きな教科を勉強しているときは、おそらく勉強をしているという意識もあまりないのではないだろうか。算数が好きで得意な人によっては、膨大な量の計算ドリルも、ゲーム感覚で取り組んでいるようなものかもしれない。
自信があるからこそ成り立つ学習。そのとおり。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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