国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   おいしいとまずい   きちよ

 「やるぞー。」
今日私はホットケーキ作りをするのだ。ホットケーキ作りは、もう何回もしているがなかなかうまくはいかない。まず、ボールに卵と牛乳を入れてホットケーキミックス加える。そのあとによく混ぜて焼く。この焼く時が難しいのだ。どう焼いたらおいしくて、見た目よくできるかわからない。いつも、(これくらいかな?)と思って裏返すと穴がいくつもあいて、ぶつぶつになっている。そのときいつも(えー。なんでこうなるのー。)ときもちがしずんでしまう。けれどやっと焼きあがり、母が食べて
「おいしいよ。人の作ってくれたものはいい。」
と言ってくれた。自分でも食べてみたらおいしかった。やっぱりおいしいものは、まずいものよりいいなあと思う。
 私は父ともホットケーキをつくったことがある。けれども大変なことがおこった。父が牛乳の量をまちがえてしまったのだ。そのときはわからなかったが、少しさらさらしすぎてフライパン全体に広がってしまった。父は、「クレープにしちゃおっか。」と言ったからしかたなくクレープにした。私が姉だったらどんなことを父に言っていただろうか。姉はクレープがきらいなのだ。ようやく焼けあがり、バナナを入れて食べてみた。思ったよりおいしく、2つも食べた。父は料理で作り方を何回もまちがえている。まるで料理のしたことがない小学生のようだ。
 私は10月に日光の修学旅行に行った。日光にはたくさんの歴史や自然があった。夕方になり、旅館に着いた。同じ部屋の友達とおしゃべりをしていた。そのとき食事の話題が出た。「ここの料理はおいしいかな?」「土星を見る会のときはまずかったよね。」と話した。「土星を見る会」とは4年生のときのお泊まり会だ。そのときの料理は冷えていて、味もいいわけではなかったのだ。呼び出しが鳴り、みんな食堂に集まった。あたたかそうだったから(おいしそう。)と思った。けれどもよかったのは見た目だけだった。全然おいしくなかった。組み合わせもイマイチだった。主食があり、みそ汁、主采、副采、これまではよかった。そのうえソーメンがあった。ありえないと思った。もう少し、おいしいものを食べさせてくれないかとみんなで話した。
 人間とは、まずいものよりもおいしいものの方が気持ちいいし思い出にもなる。見た目と味は違うのだ。「やっとできたー!」やっぱり自分で作ったものはおいしい。

   講評   kamo

 いい作文だったね。とても楽しい題材でした。1年を締めくくる清書にふさわしいものになったね。
 また新年もがんばって進めていきましょう!
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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