総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。 ＡＩ時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。 ▶ 創造発表クラスのご案内

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　　　いろいろな手紙　　　コーカサス

　「シュ、ガタン」
と僕の書いた手紙が入っていく音が聞こえた。
「ちゃんととどくかな。」
と僕が言った。
　ぼくは、おじいちゃんおばあちゃんから毎年毎年、年賀状をもらう。おばあちゃんたちの年賀状は、担当がある。おじいちゃんは文章を担当していておばあちゃんは絵を担当している。おじいちゃんはパソコンで文章を書いているけど出す人によって文章を変えている。おばあちゃんは、えとの絵を押し花で作ってそれを写真にとってパソコンで印刷している。まるで二人は工場で別々に作業している人みたいだ。お母さんが
「こうじ、おじいちゃんおばあちゃんから年賀状とどいたで。」
とお母さんが言った。ぼくは、
「えぇ本当に。」
と言ってお母さんから年賀状を受け取ったぼくは、読んでいるとき、
「うわぁうれしい。」
と言った。
　お母さんは中学三年生の担任の先生に年賀状を出したことがある。先生からの返事おそいけれどお母さんは毎年それを楽しみにしている。なぜかというと、先生は手書きでハガキ一面に、びっしりと先生の様子を書いてきてくれるからだ。たぶん先生は手書きのせいでてががちがちになっているだろう(笑)。ぼくは、その先生はそれだけ生徒のことを思っているんだなぁと思った。
　僕は、手紙は友だち関係を増やすだけでなくその人のことを考えられる知えがつくんだなぁと分かった。「人のふり見てわがふり直せ」ということわざがあるように人がいやな手紙を送ってきてもお返しに相手がきずつくような手紙を書いていけないのだ。

　　　講評　　　komiko

　コーカサスくん、こんにちは！　長い文章を清書入力するのは、大変だったでしょう。

　 コーカサスくんらしい楽しい作文を読むことができて、先生はうれしかったです。作文も暗唱もよくがんばっていますね。来年もまた自分らしいすてきな作文を書いていきましょうね。
　次の電話は、1/9（金）です。課題は「お正月」「休み時間」「私の宝物」です。書くことを見つけておきましょう。「暗唱チェック」は、１月の長文の1・2・3にチャレンジしてください。
　
　新しい年をむかえて、みなさんのところにたくさんのすてきなことが訪れますように。
　こうじくんのうれしいこと、楽しいこと、残ねんだったこと、がんばったことを2010年も作文用紙でたくさん教えてくださいね。楽しみにしています！