創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   失敗を恐れるな   むさし

経験と言葉が結びついて行動が起こる。スポーツで「腰を入れろ」という言葉は その経験がないことには実行できない。逆に「失敗すると大変だ」と言う言葉を考えるとそれが過去の失敗の経験と結びついて実現してしまうことがある。どうしたら成功するかは、本人にも自覚されていないが、以前に成功した経験があると、そのときの脳の働きが独りでに進行して、成功を重ねることになるのである。僕た、ち、私たちは絶えず自己暗示によって行動しているのである。
確かに、言葉が行動にプラスの影響与える面もある。僕は、野球部に所属しているのだが、僕たちの監督はよく試合前に「強い気持ちを持っていけ」と、ハッパをかけてくれる。こういう、強い気持ちを持っていかなければ、試合には勝てないと言うことを僕たちに示してくれているのだ。確かに、この言葉を聞くと「ヨシやったろ大暴れしたろ」という気持ちになることができる。
また、算数などの勉強のことで分からなかった問題を小学生時代よく先生に聞きに言った。やっぱり、聞きに行ったら理解でき、今では聞きに行って良かったと思っている。教えてもらう以外にも同時に勉強についてのアドバイスももらえた。
受験の時は、「なにも考えずに行け」などと言われた。これで迷いなどが吹っ切れた面もあった。受験も落ちたらどうしようなどとは思ったことがなかったような気がする。
しかし、言葉が行動のブレーキになることもある。僕もそういう経験がある。僕たち軟式野球部は大会3位チームと試合をした。僕は、試合前から「このチーム強いしどうせ負けるやろ」と思ってこの試合に望んだ。すると、その日は、全然ヒットが打てず結局コールド負け、悔しくてその日から消極的な気持ち、ミッスたらどうしようという気持ちを持たなくなった。また、よく「イメージトレーニングをすると良い」と言うようなことを聞くがこれは自分が成功すると時のイメージを持つためである。桃太郎の話があるが、普通向かって行くのは困難なことだが、桃太郎が行けたのは、成功するイメージがあったからであろう。
確かに、言葉には大きな力がある。しかし、大事なことは、言葉自体にあるのではなく、その言葉を実感できるような体験を蓄積していくことではないだろうか。そのためには、小さなことから成功体験を積み重ねていくことが大切である。「ちりも積もれば山となる」という言葉がある。言葉の持つプラス面を生かして行けば、そのマイナス面も自然に良くなっていくはずである。

   講評   sugi

 これだけの作品入力するのはたいへんだったでしょう。よくがんばったね。立派な清書になりました。森リンでも高得点だね。
 手書きのときと同様に、段落の始めは一マススペースを入れましょう。
 ミッスたら → ミスったら ミスしたら

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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