創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   どういう道か   かはふ

 慰霊祭のたびに官僚たちのあいさつがある。これに対して、日本の側から何の反論も出てこないのはなぜだろう。ヒロシマとナガサキに原爆が落とされなかったと仮定して、いったい、大日本帝国はどこまで抵抗したか。薄っぺらな政治の言葉ではなく、戦場で何が起こったかを確定してゆく堅固な言葉によって、あの戦争を定義した。
 戦争の悲惨さを後世に語り継ぎ、反省することは大切だ。深く反省することは、今の失敗を、次へ生かしていくことができると思う。一度間違った方向に行っても、一回深く反省をして、同じ過ちを二度々繰り返さないようにと、していけばよいと思う。
 しかし、どうしたら戦争にならないかを考え、対策を立てることも大切だ。これも同じようだが、同じ過ちを二度と繰り返さないように、対策をとっておくことが大切だ。例えば、昔話に「三匹の子ブタ」という話がある。末っ子の豚は、お兄ちゃんたちが家を吹き飛ばされたりしているのを見て、どういう対策をとればよいか考えたからレンガの家という発想が思いつき、オオカミから身を守れたのだと思う。
 確かに、過去の戦争の反省をすることも戦争を回避するための対策を立てることもどちらも大切だ。しかし一番大切なことは、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように、私たちが平和を求める強い気持ちを持ち続けることである。

   講評   kirara

 過去のあやまちの中で、最も大きいものが戦争といえるかもしれません。もう起きてしまって取り消すことのできない過去をどうとらえるか、というのが長文のテーマですね。
 <<こうせい>>振り返るか、それとも未来を見るかという二点を、二つの意見の中に取り入れることができました。
 <<だいざい>>「三匹のこぶた」の話が、今回の長文にぴったり当てはまりました。あやまちをおかしてしまうのは残念なことですが、それを教訓にして次にいかしていくことは大切ですね。第二段落には自分の経験を入れてみましょう。
 <<ひょうげん>><<しゅだい>>二つの意見に共通していることは、「同じあやまちを繰り返さないこと」ということなのでしょう。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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