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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ひどい交通事故の多い交差点   ダイヤモンド

 (題名の工夫)
 「交通死亡事故が多い所は交差点だ。」
大阪府警察のウエブサイトを見て、ぼくはびっくりしました。(書き出しの工夫)交通死亡事故を道路形状別で見ると、交差点や交差点付近での事故が最も多いのです。(中心を決める)平成二十一年は十一月末の時点で全体の六十九・七パーセントも占めています。(調べた話)ぼくは高速道路での事故が多いと思っていましたが、なんととても身近な交差点でたくさん起こっているのです。
 そういえば、一年ほど前、ぼくの家の近所の交差点で車の横転事故があったのを覚えています。バイクとぶつかったようです。バイクの前輪のカバーがへこんで車のそばに横たわり、横転した車の四つのタイヤは全て上を向いていて、まるで
「痛いよーー。」
と叫んでいるようでした。(たとえ)
「きっと両方とも、ものすごいスピードで走っていたんだろうなあ。」
一緒にいた母や弟と話しながら事故現場のそばを通りました。(その人らしい会話、いろいろな言った、自分だけがしたこと)そこは制限速度二十キロの住宅街ですが、あの横転ぶりから考えると五十キロくらい出して一旦停止もできない速さで走っていたのでしょう。それでは左右の確認もできません。もし、ぼくがそばを歩いていたら、横転する車にぶつかってけがをしていたかもしれません。(もし・・・だったら)想像するだけでも、とてもこわいです。
 車とバイクの運転手のみなさんにお願いします。制限速度を守り、しっかり「止まれ」の標識を見てください。そうすれば必ず左右を確かめることができると思います。(自分だけが思ったこと)
 歩行者のぼくも、あせらず、青信号でも左右を確かめて渡ります。運転手にもわかりやすいように必ず横断歩道をわたりましょう。そうしたら、交差点での事故を減らせると思います。

   講評   hamura

 交通事故について数字を使って具体的に、よく調べたことも入れて書けました。しっかりした説明もできていて、上手な作文です。
 書き出しがびっくりするような言葉で始まっているので読む人は、何だろうと思って、ひきつけられます。よい工夫ですね。
 会話も生き生きとしていて、ようすがよくつたわります。会話でつたえるふんいきと、たとえでつたえることが、いっしょになっているので、まるでそばにいて、いっしょに見たり聞いたりできるようです。
 さいごの、「どうすれば事故がへるか」ということについての意見をまとめたところが、りっぱです。この部分の書き方(文章の形)が、人によびかけるようになっているのも、おもしろく、つたわる理由だと思います。
 よくできました。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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