低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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合わせれば・・・ スティッチ
「タイミングを合わせるって難しいな」
去年の十二月に、ピアノのコンクールがあった。その時に、私は先生と連弾をした。連弾というのは、二人でタイミングを合わせて弾くのだ。速す
ぎてもだめだし遅すぎてもだめ。1人が間違えると、音がバラバラになってしまうのでとても難しい。だから弾く前に、
「一、二、三!」
と言いながらタイミングを合わせ、音をしっかり聞きながら弾いている。終わる時も、きちんとひざに手をのせるタイミングも合わせ終わっている。
まるで二人が一人のようだ。
タイミングが悪かったこともある。ある時、私が楽しみにしていた本を買おうと、本屋さんに行った。その本は、とてもおもしろそうで、待ち遠
しかった。本屋さんに着いて、さっそくその楽しみにしていた本を探した。しかし、どこにもない。私はあせった。いろいろな所を一生けんめい探
したが、やはりなかった。その時、私は気づいた。その本はまだ発売されていなかったのだ。その時、すごく残念だった。私はしかたなく、あきら
め、トボトボと帰っていった。タイミングが合わなかったら、すごく残念な気持ちになることが、この経験からよく分かった。次から気をつけよう
と、私は決心した。
私はこの長文を読んで、タイミングというのは、どんな時もとても大切なことが分かった。そして、タイミングを合わせないと、とても残念な気
持ちになることも分かった。これからは、タイミングを合わせることを意識しようと思った。
「いくよー!一、二、三!」
講評 inoko
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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