創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あけましておめでとうございます。   しもん

チクタクチクタク…チーン。長針と短針が「12」のところをともに指す。一月一日午前零時。家族と新年のごあいさつをする。「明けましておめでとうございます。」と。そして「今年もよろしくお願い致します。」という言葉も忘れずに。
十二月になると、「も〜い〜くつね〜る〜と〜」という歌が流行し始める。三十一日、つまり大晦日には、「あ〜したはしょ〜がつ〜」という歌が流れると思う。次の日はお正月。そんなお正月で楽しみな事は?僕のお正月の最大のイメージは”お年玉“だ。いつものおこづかいよりも数倍ものお金がもらえるのだから、こりゃうれしい。新聞にまで「お年玉の平均金額」がのっているいのだ。次のイメージは凧あげ。これは意外、とおどろくのもおかしくはないと思う。しかし、絶妙のバランスで、しかも凧あげの知識を持っていないと上手にできないものである。だが、「ビニール凧」を使えば、初心者だって出来てしまうのだ。風がよく吹く所を選び、風がかすかでも吹いたら上へ上へと持ち上げる。すると、風が止んでも吹いていても上へと上がっていくのだ。角凧や、奴凧など、これは上級者向きだ。いかなる知識を使っても、初心者はまず上げることはできないだろう。凧についてこのようなちょっとした知識を持っていれば楽しいお正月が過ごせるのではないだろうか。
 お正月はもともと、十一月だった。その大晦日、つまり十月三十一日は、今で言う「ハロウィーン」だ。「ハロウィーン」は今年一年の悪い神を払い落とすこと、である。これは、ある民族の暦であり、今は直接関係はないが、これが今の元になったとも言える。お正月とハロウィーンとは、意外と近い関係にあるのかもしれない。話は変わるが、日本のお正月は、代々受けつがれてきた、歴史文化とも言える。お正月にしかもらえないお年玉。これは、海外にはない文化なのだ。当然だが、一年たてば、一歳年をとる。お年玉は昔、その一歳年をとるための、いわば神からのおくりものだった。毎年元旦に、家の前に玉が置いてあった。それが、「お年玉」なのだ、当然、中にはお金(当時は銭)など入っていない。それを食べなければいけない。食べなくてもよいが、神がおこってしますというものだった。今のような「お年玉」、つまり封筒の中に千円札だの一万円札だのが入ることになったのは、ずいぶん後になってからだった。
 お正月、もちをいくつ食べたか。数え切れない程食べた。体重が何キログラム増えたかわからない程食べた。と答える。お正月は、食、楽、そして金があるとわかる。一年の計は元旦にあり。今年の元旦は忙しかったから、今年は忙しい年になるのかな、と思う。しかし、決して時計は忙しくならないだろう。チクタクチクタク。この時計は、今年も僕たちを一年間見続けていくだろう。

   講評   iyo

 こんにちは。いつも楽しい作文をありがとう。がんばっていますね。



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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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