創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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そっ啄 サッカーボーイ
そっ啄の機という言葉がある。早すぎず遅すぎず。まさにこのタイミングがそっ啄の機である。われわれはほとんど毎日のように、何かしら新しい考えの卵を頭の中で生み落としている。頭の中に卵が温められていて、まさに孵化しようとしているときなら、ほんのちっょとしたきっかけがあれば、それで雛がかえる。この千に一番のかね合いが難しいそれでそっ啄の機が偶然の符合のように思われるのである。ほかの人たちとどれほど親しく交わっていても得られなかったものが何気ない出会いで与えられる。ここにもそっ啄の機が認められる。人間にとって価値のあることは大体において、時間がかかる即興に生まれてすばらしいものもときにないではないが、まず普通はじっくり時間をかけたものでないと、長い生命をもちにくい、寝させておく。温めておくそして決定的瞬間のおとずれるのを待つ。そこでことはすべて一挙に解明、されるのだ。
ぼくにはタイミングがあわなかったことがある。それはバスの出来事だ。そのときは、プールにいくためにバスにのろうとバス亭に行ったのだ。急いで走っていったらぼくの目の前をバスがすぎていったのだ。あと三秒早かったら乗れるぐらいだった
ぼくはお父さんにもタイミングがあった事があるか聞いてみた。そうしたらこういう答えが返ってきた。
「サッカーの試合でパスがきていることがわからずふりむいたら頭にボールがあたってゴールが入ったよ。」ぼくはすごいタイミングだと思った。バスに乗れたりゴールも入ったりしてからでは何も分からないけど、タイミングをはずしてではないとタイミングの大切さが分からないということが分かった。
講評 inoko
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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