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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   お正月   みゆあ

 「あけましておめでとうございます」
2010年だ!窓の外では、花火が上がっている。早いな、もうここに来て2度目のお正月って…そう思いながら、きれいに大掃除した部屋に戻り、眠りに就いた。
 私が住んでいるトルコのお正月といえば、遅いサンタがやってくる。トルコはクリスマスにサンタが来ない。それゆえ、クリスマスのイルミネーションがお正月になってもついたままだ。日本のお正月と違って、花火が上がるだけで、他に特別な事は行われない。一方トルコには「バイラム」というものがあるのだが、まるでお正月のようだ。会社や学校は休みになり、行事も沢山行われるからだ。バイラムとは、年に2回あり2回とも秋なのだが、1回目のバイラムでは、1ヶ月間の断食の後の砂糖祭りだ。そして、2回目の方は、羊などを売買して(かなり値切る。値切り方がすごい。)家などで切って食べる祭りだ。トルコ人にとってバイラムはとても大事だが、しかしお正月は、あまりいつもと変わらない日を過ごす。
 前に日本でお正月を迎えたときは、特別な気持ちで1日を迎える。私は私の家から近かった今治城に毎年お参りに行って、おみくじを引き、木に結んだり、鐘を鳴らしたり、綿菓子かお面などを買ってもらったり、お守りを買ったりした。また、家では小さい頃のビデオを家族みんなでこたつに入りながら見たりもした。基本的に、家でのんびりと過ごすことが多かった。しかし、トルコでは普通に朝から仕事に行く。トルコや他の国々とはだいぶ「新年」意識が違うようだ。
 日本人にとって、新年は新しい事の始まりのようだ。年賀状を送ったり、お節料理を食べたり、お宮参りをするのは日本だけだからだ。しかし、前にも書いたように、日にちは違うけれど、トルコにも、始まりのような行事はある。たぶん、似たような行事が他の国にもあると思う。「一年の計は元旦にあり」ということわざがあるように、始まりは大切だということだ。それは、どこでも変わらないと思う。だから、
「あけましておめでとうございます。」
あいさつで始める日本人。あいさつを大切にしている証拠だ。

   講評   ogi


 すばらしい清書になりました!
 2段落目と3段落目に具体例が入って、みゆあちゃんらしい作文に出来上がりましたね。
 来月もがんばりましょう。

    

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