低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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ポイ捨て ひよこ
私は小学校三年生のとき、総合学習の授業でゴミ問題について学習した。そのとき、毎朝登校中にゴミを拾って、どの場所にどのくらいゴミがあるかを調べた。また、どのようなゴミがあるかを調べたところ、タバコの吸い殻や、空き缶が多かった。道路にゴミが落ちているなど通常では考えられない。それに、ゴミが落ちているということは、ポイ捨てを誰かがしているということだ。もっとひどければ、川へ捨てたり、他人の家へ遊び半分で捨てたりさえしている。現代人は昔の人に比べ、道徳マナーがしっかり身に付いてないと思う。それにも増して、道路にゴミを捨てるのが当たり前の時代になっている。裏で、そのゴミを拾ってくれている人がいるのに捨てるのは考えられない。だから、私はポイ捨てはよくないと思う。
その理由の第一に、ポイ捨てによって心まで貧しくなるからだ。シンガポールでは、ポイ捨てをすると罰金を科せられるそうだ。そうした方がみながポイ捨てについて考え直しポイ捨ても少なくなる。それに、ポイ捨てをすると罰金がとられるだから、ポイ捨てをしなくなりそれが習慣ずけられる。日本でも、飲酒運転の罰金が見直され増額している。ここ数年で、飲酒運転の検挙率は大幅に減少したそうだ.しかし、そこまでしなければ、ポイ捨てをやめられまない人間は情けない。
また、元々そこら中にゴミが捨ててあると、それが悪いことだと思わずに、無意識のうちにゴミを捨てる。もとは、自分が欲しくて買っているものを、包装紙など不要なものや、使い終わったものは、ゴミ箱に捨てようと言う気持ちにならないことは不思議だ。「あの人がやっていたから。」というのは、軽い気持ちからきていて、豊かになれな心はもてないと思う。
第二の理由は、地球温暖化にも影響しているからだ。この前、理科の授業で先生がリサイクルの話をした。日本で一番多くリサイクルを実行している県、つまり一番多くゴミの種類を分別しているのは、鳥取県で三十八種類にも分けているそうだ。現在石油は、もう数十年でなくなると殆どの科学者が言っている。日本は石油は百パーセント輸入に頼っているのだから、今からエネルギーとなるペットボトルをリサイクルするべきだと思う。それに全ての火が、このことを知っていたら誰もポイ捨てを使用とは思わないだろう。自分たちの生活が不便になるのだから。
また、昨年行われたCOP15では、鳩山総理大臣は温暖化に十五パーセント削減すると言った。そのためには、一つの手段として今大量にあるゴミをできる限りリサイクルし、資源の無駄使いをやめるべきだと思う。現在日本の、年間ゴミ排出量(PHP 1998)は、東京ドームの約百三十五配分にもなるそうだ。それだけのゴミ=資源があるあるのならば温暖化も少しは削減できるだろう。リサイクル意識を少しで高めると、「ゴミはゴミ箱へ」の意識も高まると思う。
確かに、ゴミをずっと身に付けているのは気持ちが悪い。しかし「問題とは、そこにあるものではなく、自分が作るものである。」という名言もあるようにゴミは自分が作ったものという意識を持つことが必要だ。そしてポイ捨てをする軽い気持ちは、物事に対する気持ちにもつながるのだから、ポイ捨てをやめ、しっかりとした道徳マナーを学ぶべきだ。
講評 koni
清書ができました。読解問題も頑張ったね。
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