国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ちりも積もれば山となる   まりい

 私は駅前に住んでいるが、よく駅に空き缶やタバコの吸い殻、紙くず、自転車がある。自転車は放置自転車なのか、自転車をちょっと駐車しているだけなのか、理由は良く分からないが、もし放置自転車でないにしろ邪魔であることに変わりはないだろう。また自転車の処分に多くの町が困っているという話をテレビでよく目にする。タバコの吸い殻も火がついたままなら危険だし、空き缶にしても道を汚す原因だ。どのごみも不快感を与えるから、ポイ捨ては良くないと私は思う。
 理由の一つ目として、ポイ捨てはポイ捨てを呼ぶからだ。人は周りの人がやっていると、
「あ、やってもいいの?」 
「みんなしてるなぁ」
と、ついまねしがちになるだろう。最近売り切れ必至だったマスクも、新型インフルエンザ大流行中はクラスでも町でもマスクをしている人が多く見られた。「まね」ということは流行にも関係していると思う。例えば服装で、最近はOOが流行、ということを聞くと人はその服装をしたり、店をのぞいて見たりする。校則でも、みんながきっちりしゃっきりしている中で校則を破って髪を染めたり制服をちょっといじる人はそういないだろう。しかし、みんながそうしていれば、
「あ、やってもいいんだ。」と勘違いしてやってしまう人も出てくるだろう。
 第二の理由としてはポイ捨ては地球環境にも良くないからだ。ゴミが用水路に捨てられるとそれは海に流され、生物や環境を汚染してしまう。また、ゴミの埋め立ての問題もある。データによると、日本の年間ゴミ排出量は5020万トン。東京ドーム135杯分。とあるが、年間のこれだけのゴミを埋め立てていけば(もちろん中には燃えるゴミもあるから灰も)自然は大変なことになる。ポイ捨ても、ちりも積もれば山となる、である。
 確かに誰もゴミを持ち歩こうとは思わない。しかし、「問題とはそこにあるものではなく、自分が作るものである。」という名言があるように、みんながしてるから、ちょっと邪魔だったからと軽い気持ちで捨ててはいけないと思う。車からポイッとゴミを捨てている若い人を見て悲しくなることがないような世の中にしていくために私はまず道端にゴミを捨てたりしない人になろうと思う。小さな事でもみんながすれば大きな事(目標)になる。ちりも積もれば山となる、のように小さなことから少しずつ出来る事をしていきたい。

   講評   kira

 まりいちゃん、こんにちは。2月も頑張ろう。


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