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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   議論   かはふ

 イスラエルを旅していた時、「ここでは全員一致の裁決は採用しないんですよ」と聞かされた。これが私の勘違いならば、まことにご同慶にたえないが、相撲協会はともかく、こうした気配を漂わせている全員一致も、世間には決してまれではあるまい。この世にある、全ての困難な決断は、五十五対四十五と、四十五と五十五との間にある。と私は考えている。
 全員一致で話し合うことは大切だ。やはり全員が同じ意見でなって初めて、決まると思う。中には納得できない人もいると思う。例えば、昔話に、桃太郎の話がある。桃太郎の家来たちが全員一致で鬼征伐に向かったからこそ力を合わせて鬼を退治することができたのだ。
 しかし、多数決で物事を決めることも大切だ。最近、相撲協会で問題になっているのが、貴乃花親方の立候補して見事当選したことについてだが、全員一致というやり方だったらもしかしたら当選してなかったかもしれないと思う。多数決で予想以上に票をとれて当選できたのだと思う。
 確かに、多数決にも全員一致まで話し合うことどっちにも良さがある。しかし、「議会の目的は、議論の殴り合いの代用品にすることである。」という名言もあるように、一番大切なのは話し合いの過程である。

   講評   kirara


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