国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   価値観   かはふ

文化もパーソナリティも、多くの場合少しずつ変化し、そしてときには大きく急速に変化しうるものである。機械ならぬ人間は、規則を変える創造性という能力を持っているために、全面的にそうであるわけではない。流行の登山装備や水着、様々な人との出会いがあり、文化的なものを完全に拒んでしまうことは、とうてい不可能であるといってよいだろう。
 自分自身の価値観に従って生きることは大切だ。流行のファッションなども今流行っている物があったとしても、自分なりにやってみることによって、それが自分らしく生きていれば良いと思う。周りに流されずまっすぐに自分の意思を曲げない姿も悪くないと思う。
 しかし、その時代の価値観に合わせて行動することも大切だ。例えば、昔話の桃太郎も、桃太郎が持っていたのがきび団子ではなく高級シュークリームだったら、犬、猿、きじは桃太郎を敬遠し、家来になっていただろう。  
 自分自身の価値観に従って生きるよりも周囲の価値観に合わせることもどちらも大切だ。しかし一番大切なことは「未来には、ひとりでにできる未来と自分で作る未来との二つがある。」という名言があるように、今のことだけを考えるのではなく、未来の価値観を自ら手で作っていく事だ

   講評   kirara

 「価値観」。少し難しい言葉かもしれませんが、「何をいちばん大切なものと考えるか」ということは、人生の中でとても重要なことになりそうですね。
 <<こうせい>><<だいざい>>第二段落にあるように、流行に流されず自分らしさをつらぬく姿はかっこいいですよね。また、第三段落の桃太郎のように、他者の価値観に合わせて行動することも大切です。昔話実例のところは打ち間違いかな? 「・・・桃太郎を敬遠し、家来になっていただろう」→「家来になっていなかっただろう」に直しましょう。
 <<ひょうげん>><<しゅだい>>名言が印象的です。どんな時代になっても、自分を見失わない、ということが大切なのですね。

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