国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   熱意   かはふ

 私が本当に「日本」を身をもって発見したと思ったのは、戦後であった。ある日、偶然、上野の博物館で、はじめて縄文土器の異様な美にふれ、全身が膨れ上がった。欧米のほうばかり目を向け、全ての価値判断をあずけて己を空しくしている現代日本。魂に純粋に触れて新しく出発する筋。その上をひたすら走っていくのか。また、日本言いようのない抵抗がある。
 周りに惑わされることなく、自分の信じた道を進んでいくことが大切だ。例えば、ぼくは野球をやっているが、部活の時、ここをこうしたほうが良いんじゃない?言われたが、自分は違うほうが良いと思ったので、違うほうでやってみたら、良くできたことがある。自分がどう思うかということを考え、それを自分の選んだ道だと信じることができた時だったと思う。
 しかし、周りの人の意見を取り入れることも大切だ。例えば、昔話で、「聞き耳ずきん」という話がある。おじいさんはフクロウの助言を素直に尊重する心を持っていたのだ。だからこそ良い結果が出たのだと思う。
 確かに、自分の信じた道を進む事も、周りの意見を取り入れることもどちらも大事だ。しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように、一番大切なのは目標を達成しようとする熱意だ。

   講評   kirara

 もうすでに、自分の世界を作り出している岡本太郎(筆者)でも、この長文のように他の作品に影響を受けることがある、ということがわかりますね。
 <<こうせい>><<だいざい>>第二段落に体験実例が入りましたね♪ 自分自身の経験なので、もっとくわしく書いてもいいと思いますよ。芸術もスポーツも、自分をもっているかどうかが重要なことなのでしょう。「自分がどう思うかということを・・・」という文がとてもいいです。第三段落の昔話実例もうまく使えました。
 <<ひょうげん>><<しゅだい>>上にも書いた「自分がどう思うか」というところと、名言がぴったりつながってきます。少しずるい言い方ですが、我が道を突き進む時と人の意見に耳を傾ける時を、きっちりと見極めていかないといけないのでしょう。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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