低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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外見と中身とは エンペルト
ヨーロッパにおけるリンゴの栽培は四千年を超える歴史を持っています。日本で始まったのは明治頃からようやく百年を超えたばかりです。こうした歴史の違いは東西のリンゴのありように大きな差をもたらしました。日本のリンゴ栽培のやり方はリンゴ園の地面を銀色のビニールで覆い、反射光でリンゴのしりを着色させたり、リンゴを一つずつ手で百八十度回してまんべんなく日に当てて着色させる技術は、欧米にはまったくないものです。この奇妙な日本人の美意識にはいささかの軌道修正の必要があることです。(要約)僕はこの話を読んで思ったことは色がきれいでもあじがいまいちでは意味がないのだと思った。日本は困った国だとも思った。だが青森産のリンゴはなぜか美味しいのだ。
日本のデパートではよく食べ物を買うと紙に包んだりラップをしてもらったりちょっとやりすぎではあるが親切さがとても伝わる。一方、スイスでは食べ物を買っても丸ごとくれたりちょっと気持ちが伝わらない気がする。だが包みなど開けるとすぐゴミ箱に捨てるので少しもったいない気がするが何もしないのも失礼な気がする。まるでどうする事も出来ないことみたいである。でもどちらかというとスイスの方がよいと思う。失礼ではあるがごみを出さないからである。そこでぼくならば買い物袋を普段から持てばよいのだと思う。未来ではこうなっているとよいなあと望んでいる。ことわざでも言うように「待てば海路の日よりあり」まてばいつかはなるのだと思う。
僕はこの前のクリスマスのとき、家族全員でデパートに出かけた。クリスマスなのでローストチキンを売っている場に行くといろいろなチキンがあったのだ。僕はとても大きく、見た目も美味しそうながあったのでこれにしようといった。ところが美味しいことは美味しかったのだが、少しいまいちな感じがした。僕は買ったチキンのとなりに普通の大きさで見た目も普通だったがあちらのほうが美味しかったかもしれないと思った。
僕は人間にとって慎重さとは重要なことであるとわかった。もし見た目が美しくてもあじがいまいっぽでは意味がないとわかった。外見より中身のほうが大事なのだとわかった。
講評 ogi
エンペルト君、こんにちは。
要約は、元の文が敬体であっても、常体になおして書きましょう。
食べ物はとくに、見た目のきれいさよりも中身の味や安全性が大事です。ぴかぴかに光ったきれいなリンゴでも、農薬がたくさんついていては、安心して食べることができませんね。
日本のデパートのラッピングは、過剰包装(かじょうほうそう)といわれます。きれいにしてくれるのは嬉しいですが、ゴミが増えるもととなるのはいけませんね。最近ではこのラッピングを断ることもできるそうですよ。
三段落目では、見た目で選んでしまってちょっと失敗した体験談が書けましたね。見た目がりっぱでも、食べてみなければわからないのですね。最後のまとめで、「慎重さが重要だ」という新しい意見を出したところが、とてもじょうずです。
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